さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

本家亀そば しまや

ども、さんぺいです。

連日、暑い日が続きますね。
沖縄の陽射しは厳しく、外出が多いとなかなかに消耗します。

好きな季節といえば夏なんだけど、レジャー以外の日常生活ではやっぱりへこたれますね。

少し疲れ気味だったので、今日は元気をつけに肉野菜そばを食べに行きました。



okinawasoba.hatenablog.com当ブログをご覧になっている方にはお馴染みかもしれませんが。

「肉野菜そば」は、「野菜そば」「肉そば」などとも呼ばれる沖縄そばのメニューの一ジャンルです。

名前のとおり、肉野菜炒めを沖縄そばにオンしているのが特徴で、「三枚肉そば」や「ソーキそば」などと並んで、沖縄そば屋さんの定番メニューとなっています。



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面白いのが、肉野菜炒めをオンするので、豚肉と野菜のエキスが沖縄そばのスープと混ざって特別なスープが出来上がること。

混然一体となった味わいは、ほかの沖縄そばのメニューには無いスペシャルな美味しさがあり、根強いファンがいるんです。



今回は、宜野湾市宇地泊にある『本家亀そば しまや』を訪問しました。

場所は、サンエー宜野湾コンベンションシティの近く。

また、沖縄の2大商業施設「サンエーパルコシティ」を利用する際にも便利なお店です。
沖縄の幹線道路国道58号線からもアクセスしやすく、自動車での利用がしやすい店舗なのでお薦めです。



店舗前に大きな看板があるので見落とすことはないはず。

店舗前に駐車場も確保されています。



趣きのある外観も素敵ですが、店舗の中も清潔感があって良い雰囲気でした。

空間も余裕を持って取ってあり、簡潔なデザインも好みです。

本土からお客さんが来た際に紹介するのも喜ばれそう。



席は、テーブル席と、小上がりの席、そして窓際のカウンター席があります。

用途に応じて席が選べるのが嬉しいですね。

開店直後からどんどお客さんが入ってきて、すぐに満席になっていました。



『しまや』のメニューです。

「本家亀そば」の名前のとおり、沖縄そばの有名店『亀そば』から独立した店舗だそうで、もう味に関しては間違いないですよね。

定番の「亀そば」を基本として、三枚肉そば、てびちそば、肉野菜そばなどがあります。



沖縄そば以外の定食類が充実しているのも嬉しいところ。

マグロ丼やカツ丼などの丼ものや、ちゃんぷるー定食、生姜焼き定食などがあります。

家族連れにもピッタリです。



今回は、来店前から決めていた「あぐー肉入りもやしそば」930円をいただきました。

豚肉(アグー)ともやし炒めが乗った沖縄そばで、大きく言うと「肉野菜そば」の一つです。

初訪問でしたが、アグーの豚肉が贅沢に乗ったルックスにまず歓喜しました。

ケチ臭いこと言わないで、まずドカンと豚肉炒めが乗っているのが最高ですね。
気持もめっちゃ上がります。



豚肉と、もやし、玉ねぎ、ニラなどの炒め物が山盛りにオンされた一杯。

野菜炒め自体の味付けはそれほど濃くありませんが、塩コショウの効いた豚肉や、野菜炒めの汁が徐々に沖縄そばのスープに浸透していき、濃厚な美味しさに変化していきます。

シャキシャキのもやしは食感が最高。



ベースとなっているスープは、アグーの出汁を用いた、豚と鰹からなるスープ。

動物系のコクがしっかり出たスープですが、こってりという印象はなく、鰹出汁とのバランスも良くスッキリとした後味。

最初の方は沖縄そば本来の味を、後半は「肉野菜そば」の特徴を活かした味クーター(味の濃い)スープを楽しむことができます。



『亀そば』と言えばもちろん、この麺。

ストレートの長めの細緬。

固めに仕上げていて、歯応えがしっかりあり、啜り心地も抜群。

美味しさは保証付きで、いつ食べても安定の美味しさです。



印象的だった、アグーの豚肉。
メニュー名の「あぐー肉入りもやしそば」に偽りなく、豚肉がしっかり入っているのが嬉しい。

塩コショウで味付けされた豚肉を、野菜や沖縄そばの麺と合わせて食べると最高に旨い。

後半は、沖縄そばのスープに浸すと、また違った美味しさを楽しめました。



沖縄の厳しい夏を吹き飛ばしてくれるような「肉野菜そば」。

これだけ食べれば、夏バテとは無縁になれそうです。

肉野菜のボリューム満点で、沖縄そばは安定の美味しさ、ハズさない「肉野菜そば」ですね。

皆さんも、最近元気が出ないなという時に『しまや』の「あぐー肉入りもやしそば」、是非食べてみてください。



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