さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

かふぅ食堂 2

f:id:sanpei808:20210725080411j:plain肉野菜そばの流儀。

肉野菜そばとは、主に沖縄県内で食べられている、沖縄そばに肉野菜炒めをトッピングした食べ物。
「肉そば」「野菜そば」「肉野菜そば」などと呼ばれ、沖縄そば専門のお店よりも、食堂などでメニュー化されているところが多い。



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「二郎はラーメンではなく二郎という食べ物なのだ」と言われるように、肉野菜そばも、沖縄そばであって、その魅力は別物。

沖縄そばの魅力が、出汁の深みや麺の食感なら、肉野菜そばの魅力は、ジャンクとも言える肉野菜とスープ、麺、油のカオスのような一体感だ。



まず、大事なのは、お腹を空かせていること。
空腹が一番のスパイス。
どんな大盛の肉野菜そばが出てきても完食できるように万全の態勢で。



肉野菜そばと決めたら、お店をチョイス。

良い店の条件は、気取っていないこと、清潔感があること、リーズナブルでがっつり食べられること。
今回は、那覇市首里石嶺にある『かふぅ食堂』へ狙いを定める。

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f:id:sanpei808:20210725081741j:plain気取らず、気張らず、ふらっと入れる店。
地元のお客さんが利用する、町の食堂。

スペシャル感じゃなくて、日常感。
毎日通えるような、そんなお店が好き。


f:id:sanpei808:20210725082033j:plainキッチン前のメニュー表に目移りする。
いかん、いかん、目当ての肉野菜そばから目を離さないように。

注文はスマートに。
店の人は忙しい、ここはレストランじゃなくて、食堂。
お店の人の聞きやすいタイミングで完結に注文を告げる。



f:id:sanpei808:20210725082615j:plain『かふぅ食堂』の肉野菜そば750円。

肉野菜炒めの量は、圧巻。
熱々で出てくるのが良いお店。

f:id:sanpei808:20210725082839j:plain肉野菜そばの食べ方のルール。

ルール・・・

ルールが無いのが、肉野菜そばのルール。



沖縄そばなら、まずはスープを味わって、麺の風味や食感を確かめて、ソーキは後で・・・といく所だが。

肉野菜そばは、そんな繊細な料理じゃない。
野菜でも、肉でも、スープでも、麺でも好きな所から食べたら良い。
刻一刻と、味は変化していくし、混然一体となっているのが肉野菜そばの魅力。



そもそも麺を持ち上げるのが難しいから、肉野菜から食べる。
野菜炒めのシャキシャキが美味しい。
肉のボリューム感も◎。



f:id:sanpei808:20210725084017j:plain続いて、麺をリフトして、わしわしと食べる。
上品な食べ方は、肉野菜そばにはいらない。




肉野菜炒めの汁や油が浸透していくスープ。
最初は出汁本来の味を、後半は濃厚にワイルドになったスープを味わう。
野菜の甘味や、油の濃厚さをまとったスープは、ノーマルな沖縄そばには無い、荒々しいけど深い旨さがある。



f:id:sanpei808:20210725083845j:plainここまで、無言。

肉野菜そばに、おしゃべりはいらない。
夢中で食べ進める。



肉野菜→麺→スープの永久のループ。
時には野菜と麺を一緒に。
色んな食べ方が出来るのが肉野菜そばの魅力。

たぶん途中からスープ本来の味とか、どうでも良くなっちゃってる。



そして、やがて・・・
完食。

達成感と満足感と満腹感。

会計もスマートに。

店を出る頃には、額にうっすらと汗が。
自動車のクーラーの風が気持ち良い。



肉野菜そばの流儀は、何と言っても身体で感じること。

「Don't think! Feel.

理屈じゃなくて、胃袋で感じろ!



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