さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

悠愉樹庵(ゆうゆじゅあん)

ども、さんぺいです。

今回は、中城村にある『悠愉樹庵(ゆうゆじゅあん)』を訪問しました。

okinawasoba.hatenablog.com周りの沖縄そば好きの評判も良く、ずっと行きたいと思っていたお店です。

沖縄そばハンターとして、日々、沖縄そば屋巡りをしている私ですが、お店選びは周囲のお薦めや、SNSで流れてきた情報をスマホでメモする感じ。

「行きたいお店リスト」をつくって、行けそうなタイミングで訪問するという形を取っています。

皆さん、どうしているんでしょうね。
メモとか取ってるんでしょうか。



2008年創業の『悠愉樹庵』。

個性的なネーミングですが、由来は「悠愉」は「ゆったり食を愉しみ癒される」、「樹庵」は「木々の緑に囲まれた場所」を表しているんだそう。

名前のとおり、中城村の静かな落ち着いた土地にお店があります。

 



沖縄の幹線道路、東側を南北にはしる国道331号線からアクセスできます。

沖縄自動車道の「北中城IC」から12分ほど。

周辺は、住宅や畑で、この看板が目印です。



看板から入っていくと、お店の駐車場が。

スペースは広めに取られていますが、人気店のためお昼時には満車になることも。

時間に余裕を持って訪問することをお勧めします。



民家を改装して作られた店は、趣があります。

赤瓦も素敵ですね。



内装は、木調で統一されていて落ち着いた雰囲気。

所々に焼き物(やちむん)や三線など沖縄の伝統工芸が飾られています。

インテリアの一つ一つを見ていくのも楽しいです。




席は、テーブル席と、座敷、小あがりの席があります。

子ども用の椅子も用意されていて、家族連れでも安心。

席数はかなり多めですが、さすが人気店でこの日は満席でした。



空間をゆったりと使っているので、会食にもぴったり。

会話も弾みそう。



料理は「地産地消」にこだわり、ゆし豆腐、てびち、いなむどぅちなど沖縄の郷土料理がいただけます。

沖縄そばは、悠愉そば(三枚肉そば)、てびちそば、軟骨ソーキそばがあります。



沖縄では定番の、豆腐ちゃんぷるー、フーちゃんぷるー、ゴーヤーちゃんぷるーもあり。



沖縄そばのサイドメニューの定番、フーチバー(よもぎ)のジューシーも。

沖縄では豚の角煮、ラフテーも人気です。



沖縄そばのデザートといえば、冷たいぜんざい。

手作りデザートの紅芋チーズケーキも美味しそう。




今回は、悠愉そば700円をいただきました。

魚介系の出汁がフワッと香る沖縄そば

三枚肉とかまぼこ、ネギが載ったクラシックな定番の沖縄そばです。





鰹節をはじめとした魚介系の出汁が印象的で、スッキリしていますが余韻のあるスープ。

化学調味料無添加というスープは、尖った感じがなくて円やかで優しい味わい。

淡泊な感じは全然なくて、輪郭のはっきりした味付けです。


 

飲み進めるほど美味しく感じる、そんなスープ。

豚などのコクもしっかりあって、満足感も十分。

身体にじんわり染み入ります。


 

麺は、細めのストレート。

コシがあって固め、歯応えのある麺は、細麺ですが存在感ばっちり。

繊細なスープとも良く合っていました。



優しい味付けの三枚肉。

どこかホッとするような懐かしい感じ。



沖縄そば名脇役、かまぼこ。

あまり語られるこのないかまぼこですが、名店のかまぼこは何処も美味しいんです。




シンプルに三枚肉とかまぼこの具材でいただく沖縄そば

やっぱり沖縄そばは出汁の美味しさだなぁと感じました。

素材の味を大切にして、丁寧につくられた沖縄そば
あっさりとしていますが出汁が効いていて、満足感のある一杯でした。

古民家風のお店で雰囲気も楽しめるので、本土からのお客さんを案内するのにもお薦めです。

中城村の人気店、是非、訪問してみてください。



サービスで付いてくる、じーまみ豆腐。
落花生を使った沖縄のスイーツで、沖縄へ来たら絶対に食べてほしい料理の一つ。




中城村沖縄そば一覧】

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