ども、さんぺいです。
皆さま、沖縄そばライフいかがお過ごしでしょうか。
沖縄そばの食べ方って人それぞれで、好きなように食べてると思います。
高級なディナーとは違い、ルールやしきたりに縛られず自由に食べられるのが良いこところですよね。
紅生姜を載せて、七味をひと振りし、コーレーグースを少々、なんてルーティンもよくあると思います。
そう、沖縄そばは何より自由なのです。
今回は、自分の欲望を解き放って、今までやったことのない食べ方にチャレンジしてみました。
お店は、宜野湾市にある『おきなわそばヨネハマ』。
2020年創業で、動物系スープと塩軟骨ソーキが絶品と評判のお店です。
私自身も大好きなお店で何度か訪問しています。
お店の前と横に3台駐車が可能。
道向かいにも駐車場が用意されています。
店内は清潔感があって、親しみやすい雰囲気。
明るい接客も嬉しくなります。
地元のお客さん、観光の方など客層は幅広く、家族連れも多い印象。
席は、厨房前のカウンター席と、テーブル席、座敷があります。
子ども用の椅子もあるので、家族連れでも安心して利用できます。
『ヨネハマ』のメニューです。
不動の人気NO.1は、塩軟骨ソーキそば。
全部載せ的な「わがままそば」も人気なんだそう。
基本の三枚肉そばや、ゆし豆腐そば。
炙り三枚肉そばに、珍しいスーチカーの沖縄そばもあります。
てびちそばに、ノーマルの素そばも。
さて、ここからが今日の本題です・・・
『ヨネハマ』には、「あっさり」と「こってり」スープがあるのですが、私は「こってり」しか食べたことがなく、いつか食べ比べをしたかったんです。
一緒に食べることで、両者の違いはがよりはっきり分かるのではないか。
そんな想いを胸に、禁断の2杯喰いを決行。
より違いをはっきり感じるため、注文は素そば(並)580円をチョイス。
「あっさり」「こってり」を2杯注文しました。
さらに、塩軟骨ソーキと三枚肉を別皿で。
店員さんには、不思議がられましたがそれもまた良し。
まずは「あっさり」から。
『ヨネハマ』は豚、鶏、昆布をベースとして鰹節を使わないスープに特徴があるのですが。
「あっさり」は驚くほどスッキリした旨さ。
雑味が全然なくて、クリアなスープは、動物系と思えないほど。
塩味は抑えられていて、穏やかな印象。
丁寧に油を取り除いたスープは、どんな人でも無理なく最後まで飲み干せると思います。
出汁の旨みをストレートに感じりことができるスープでした。
麵は、沖縄県民大好きな照喜名製麺所。
この縮れ麺がアクセントになって、極上の啜り心地を生み出します。
続いて「こってり」を。
表面に油が浮いているのが分かるでしょうか。
見た目はあまり変わらないように感じますが、香りで違いがすぐに分かります。
運ばれてきた瞬間に伝わる豚の香り。
これは、しっかり野性味を残したスープ。
油も感じる濃厚なスープは、パンチ力あり。
ひと口目から、ガツンとくる旨さがあります。
豚のスープ喰ってるな、という感じ。
こってり系が好きならやっぱりこっちですね。
ベースになっている出汁は同じですが、より濃厚でワイルドな仕上がりです。
ただ、「こってり」でも塩味は控えめで優しい仕上げになってるのは『ヨネハマ』らしさを感じました。
もちろん麺も同じ。
この縮れ麺が、豚骨のこってりスープに良く合うんです。
しっかり固めで、インパクトのある縮れが、力強いスープに負けない存在感。
トッピングでいただいた三枚肉。
醤油ベースで甘辛く煮付けていて、しっとりとした食感。
『ヨネハマ』に来たら、絶対に頼んでほしい塩軟骨ソーキ。
豚・鶏の動物系スープに、塩で仕上げたトロトロの軟骨ソーキがめっちゃ合います。
素そばを2杯いただくことで分かった「あっさり」と「こってり」スープの違い。
ベースは同じでありながら、印象は全く変わります。
スッキリと出汁の美味しさをストレートに味わいたいなら「あっさり」を。
豚の旨みと、パンチを求めるなら「こってり」をお薦めします。
丁寧に仕上げていて、雑味がないのは両方に共通している点。
2杯いただくことで分かった両者の魅力。
今日で、私も沖縄そばじょーぐーに一歩近づいたかもしれません(笑)