さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ちゃるそば

ども、さんぺいです。

私の今の目標は、2024年内に、沖縄本島沖縄そば屋さんを全制覇すること。
誰との約束でもない、勝手な自己満足ですが。

日々、スケジュールと胃袋と闘い続け、自分自身の夢に向かって邁進しています。




今回は、那覇市の栄町にある『ちゃるそば』を訪問しました。

栄町は、アーケードのある昔からの市場で、最近は飲食店も増え、那覇でも屈指の人気スポットになっています。
小規模で親しみやすいお店が多く、個性的なお店が揃っているので、最近は観光客の姿も多く見かけます。

『ちゃるそば』は2017年オープン。
市場の中に店があります。




栄町市場の様子。
夜から営業のお店もあるのでシャッターが閉まっていますが、たくさんの人で賑わいます。

雑多で、色んな店が混ざり合った感じは、昔からの沖縄独特のもの。
街を散策するのもお薦めです。

居酒屋はたくさんありますが、沖縄そば専門店となると貴重かも。
『ちゃるそば』は、営業時間も11時半から21時と長めなので、重宝します。



お店は、誰でも気軽に入れる親しみやすい雰囲気。

観光で訪れても、気兼ねなく利用できそうです。

町の沖縄そば屋さんといった感じで、沖縄では定番ですね。



学校で使うような椅子になっていて、どこか懐かしさも感じます。



席はカウンター席に、サイズの異なるテーブル席が用意されていて、複数人でもひとり客でも利用しやすいです。




『ちゃるそば』のメニューです。

三枚肉、軟骨ソーキ、てびち、ゆし豆腐そばと、沖縄そばの定番が揃っています。

色々食べたい方には全部載せ的な「よくばりそば」も。

サイドメニューに、ジューシー、いなりの両方が揃っているのも嬉しいですね。




栄町らしく、ビールや泡盛などアルコールも用意されています。
三枚肉やてびちを肴に飲むのも良いですね。

お酒2杯プラス沖縄そばの「センベロ」があるのも面白い。




今回は、三枚肉そば(中)700円をいただきました。




初訪問だったのですが、印象的だったのがスープ。

白濁したスープは、豚、鶏から出汁を取っていてコクがしっかりなタイプなのですが、合わせて鰹出汁もかなり効いています。

飲んだ瞬間フワッと香る鰹出汁。

酸味も感じられて、エッジの効いたスープになっています。


 

沖縄そばは、通常、鰹・昆布などの魚介系と、豚などの動物系で出汁を取っていて、どちらが多いかで店の個性が出るのですが。
魚介系、動物系どちらもパンチのある、これだけ濃厚なWスープは珍しいかも。

白湯に近い濃厚なスープですが、クセはなくマイルドな感じ。

力強いスープにどんどん引き込まれます。




麺は、細めのストレート。

啜り心地のいい麺で、スープとの絡みもよく、もうスッと胃に落ちていきます。




三枚肉は、味が良く染みていますが、濃すぎない控えめな味付け。

厚みがあって、満足感のある三枚肉。

スープとも良く合っていました。



沖縄そばでは珍しい昆布の細切り。

コリコリとした食感で、全体のアクセントになってくれます。

こうした工夫も面白いですね。



鰹節を効かせた「あっさり系」か、豚骨を効かせた「こってい系」か、どちらかに分かれることの多い沖縄そば


『ちゃるそば』は、動物系の濃厚さもありながら、鰹節もビシッと効かせたスープが個性的でした。

何杯も食べていますが、沖縄そばって本当に色んなアプローチがあるんだなとあらためて感じます。

栄町市場の中にある沖縄そば専門店『ちゃるそば』。
是非、栄町散策とセットで、訪問ください。



ジューシーはおにぎりタイプもあり。
濃厚なスープに、またジューシーがよく合うんだ。
まーさん。




那覇市沖縄そば一覧】

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