ども、さんぺいです。
最近、沖縄本島中部まで遠征する機会が増えて、うるま市もよく行くようになったのですが。
昔ながらの店がありながら、新店もあって、どこも雰囲気の良い店ばかり。
今回訪問した『島そば』も、やっと出会えた名店でした。
『島そば』は、創業から30年近くになるベテラン店。
シンプルに看板に「島そば」の文字。
それ以外には何もなくて、飾らない雰囲気が最高に好きになりました。
最近の飲食店は、ビジュアルやルックス重視になりましたが、結局お店の魅力ってそこだけじゃないですよね。
場所は、うるま市の255号線沿い。
大通りに面しているので、のぼりなどで直ぐに分かるはず。
店舗前に広めの駐車スペースが設けられています。
年季の入った店内は、全てに味があります。
昔ながらの食堂といった雰囲気で、初訪問でしたがどこか懐かしさも感じました。
小さい頃のお店って、みんなこんな感じだったな。
少し時が止まったように思えたのは、流れていたテレビが「徹子の部屋」だったせいかも。
席は、テーブル席と小上がりの席があります。
席数はかなりあって、部屋も分かれているので落ち着いて食事を楽しむことができそう。
地元率が限りなく100%に近い客層。
お昼時間を過ぎても、入れ替わりでお客さんが入ってきて、ほぼ満席。
地域密着型の良店です。
『島そば』のメニューです。
構成はシンプルで、しまそば(三枚肉そば)、ソーキそば、てびちそば、中味そば、野菜そばが基本メニュー。
そば定食もあります。
サイドメニューにはジューシーの他にも、いなりや、おにぎりもあるのが良いですね。
今回は、ソーキそば(大)800円をいただきました。
ひと口食べて「これだよ!」と。
沖縄そばハンターとして日々沖縄そばを求め食べ歩いている私ですが、沖縄県民がイメージする最もポピュラーな沖縄そばってこんな感じだと思います。
豚のコクと、鰹の風味が効いたバランスの良い出汁。
厚みのある出汁でしっかり魚介系の美味しさも感じられるスープ。
野菜も入っているのか甘味も感じます。
こってりまで行かないけど、どっしりとしていて、良い意味で繊細すぎず野性味も残したスープ。
だから満足感がしっかり。
味付けもはっきり打ち出していて、塩加減も好みでした。
麵は太めのストレートで、もっちりとした食感。
少し捻じれも入っていて、啜った感じもほどよく。
厚みのある麺は、スープとがっぷり四つに組んでも負けることなく、食べ応えがありました。
ソーキは、本ソーキと軟骨ソーキ、両方が入っています。
味が本当によく染みていて、甘辛のお肉に麺が進む。
本ソーキのしっかりとした肉感がたまらなく嬉しくて。
持ち帰りしたいぐらい。
きっと沖縄の人がこれだと思う沖縄そば。
飽きが来なくて、明日もまた食べたいと思う定番の味。
結局みんなこんな沖縄そばが好きなんですよね。
だからこそ、30年近くお店が愛され続けてるんだと思います。
「普通のじょーとー」。
スタンダードな沖縄そばが食べたくなったら、是非『島そば』を訪問してみてください。
意外と沖縄そば屋にはない、おにぎり。
90円と手軽に追加できるのが良い。
まーさん。