ども、さんぺいです。
先日、沖縄そばの手打ち教室に参加してきました。
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一般社団法人沖縄そば発展継承の会では、沖縄そば普及のために小学校や、社会人向けなどに沖縄そば手打ち教室を実施してるんです。
今回は、コンベンションビューローさんが受講する教室に、混ぜてもらう形で参加することができました。
講師は、沖縄そば発展継承の会会長の野崎真志さん。
長年普及活動に取り組んでいる沖縄そばの第一人者です。
この日もトークを交えながら、沖縄そばの麺作りを分かりやすく教えてくださいました。
材料はシンプルで、小麦粉に、塩、そしてかん水。
ちなみに、手打ち教室では、材料のほかエプロンになるビニールなど全て団体が用意してくれるため、手ぶらで参加することが出来ます。
気軽に参加できるのはありがたいですね。
ボウルに小麦粉を入れます。
塩を入れた、かん水。
小麦粉に、均等にかん水を合わせてて、割箸で混ぜていきます。
その後、ボウルの中で、手でこねる作業。
ここが、意外と力のいるところでした。
「美味しくなるように・・・」念じながら一生懸命、小麦粉をこねます。
作業をくり返していくと、小麦粉は立派な塊に。
ここで、いったん小麦粉を寝かす時間を取ります。
なるほど、一気に作業を進めるわけではないんですね。
小麦粉を寝かせている時間に、なんと、沖縄そばの歴史について講話してくれました。
楽しく、分かりやすく沖縄そばの歴史を知ることができます。
私自身、知らない知識もあったので勉強になりました。
続いて、小麦を伸ばす作業。
めん棒を使って、打ち粉をまぶしながら小麦粉を伸ばしていきます。
これがなかなかに難しい。
先生はさすが、手際良く伸ばしています。
私もなんとか形にして、クレープのようなものが出来上がりました。
茹で上がりも考慮して、かなり薄く仕上げるのが大切なんだそう。
やったら分かりますが、小麦粉ってめっちゃ伸びるんですね。
これを細く切っていきます。
これで沖縄そばの麺の完成です。
一生懸命こねたので、なんだか愛着も湧いてくる麺。
太麺になってしまいましたが、はじめての体験なので良しとしましょう。
あとは、熱湯に入れ、麺を茹でていきます。
本来はさらに、油をまぶしたりする作業があるようですが、今日はそのままいただきます。
沖縄そばの完成です。
麵から自作したのは初めてなので、感動もひとしお。
スープや具材は、沖縄そば発展継承の会が用意してくれます。
今回は特別仕様で、沖縄そばのルーツに当たる「唐人そば」仕様のスープと具になっています。
そのため、スープが通常よりも黒いんです。
初めて作った沖縄そばの麺。
作った嬉しさもあったのですが、1番感じたのは沖縄そばを作っている製麺所や、沖縄そば屋さんの凄さ。
あのクオリティがいかに凄いか、自分で作ることであらためて知ることができました。
自分もいつか、あんな麺を作ってみたいな。
新しい目標が一つ増えました。
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沖縄そば発展継承の会では、様々な団体の求めに応じて沖縄そば手打ち教室を実施しているようです。
皆さんも機会があれば、是非、参加してみてください。
よりいっそう沖縄そばが美味しく食べられるきっかけになると思います。