さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【沖縄そば問題③】フーチバーは、入れるべきか?

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沖縄そば問題』の第3回。

このテーマは、沖縄県民の間で必ず論争になる、沖縄そばにまつわる話題を取り上げています。



今回は、「フーチバー」について。

ずばり、沖縄そばに「フーチバー」入れるのかどうか。


なんだか、第1回の「コーレーグースー」と似てますね。

https://okinawasoba.hatenablog.com/entry/2020/08/01/123806




「フーチバー」は、全国的に言うと「よもぎ」。

厳密には種類が別で、「にしよもぎ」と言うんだそうです。


本土では、お餅などに用いるのが多いのに対し、沖縄では、香草として料理に使われています。

山羊料理や、じゅーしー、沖縄そばなどに用いられるのが定番で、特徴はやはりその独特の香りと、苦みでしょうか。



特に山羊料理には欠かせません。

「ヒージャー(山羊)」は、野性味のある肉料理ですが、臭いにパンチがあるため、これを中和するためよく「フーチバー」を用います。

また、「ぼろぼろじゅーしー」に入れると風味が増して美味しいんですよね。



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ハーブとしての「フーチバー」は、沖縄そばにおいても優秀なトッピングです。

沖縄そばの専門店では、「フーチバーそば」としてメニュー化している所も多く、中には人気店『玉家』や『亀かめそば』などのように「フーチーバー」を入れ放題のサービスをやっている店舗もあります。


「フーチバー」の食べ方として一般的なのは、葉を沖縄そばにに乗せ、いただく形。

最初は、良い香りを楽しみながら麺を啜り、後半はスープと一体に、苦みをアクセントとして食べていきます。

イメージしやすいのは、パクチーなどの香草でしょうか。

一度やみつきになると、クセになるんですよね。


他にも、「フーチバー」を沖縄そばの麺に練り込み、風味を活かしている店もあります。

色味もあり、沖縄そばの麺にも様々な種類が生まれてきています。



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沖縄そばに「フーチバー」を入れるのか、入れないのか、これはズバリ好みの問題なんですが。

沖縄県民の中にも、根強い①「フーチバー」好き派と、②「フーチバー」苦手派がいます。


①「フーチバー」好き派は、とにかく「フーチバー」があれば沖縄そばに入れる。

私の友人A氏は、「フーチバー」大好きで、「フーチバー」がある店を選んで沖縄そば屋を選ぶほど。

食べ方は豪快で、どっさりと丼に盛ります。


②苦手派は、意外と沖縄県内にも多く、独特の香りと苦みが苦手とのこと。

あとは、純粋に沖縄そばを楽しいみたいという方もいます。



私は、どっちつかずで申し訳ないのですが、店に「フーチバー」があれば、一掴みは入れたい派。

「フーチバー」の風味ももちろん大好きで、贅沢なものですが、ノーマルなスープもしっかり味わいたい。

ですので、前半はプレーンで味わって、後半は「フーチバー」を和えて食べるのがお薦めです。


もし、「フーチバー」を提供している沖縄そば店に運良く巡り会えたら、是非、「フーチバー」にチャレンジしてみてください。

新しい沖縄そばの世界に、また一歩踏み出せるはずです。




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前半に、熱々のスープにフーチバーを投下すると、後半はくたっとなってまた違った味わいに。