ども、さんぺいです。
今回の沖縄そばの紹介は、当ブログ初の「山羊そば」。
強烈なルックスの「山羊そば」を、それも沖縄の伊是名島で食べてきた体験記です。
「山羊そば」の前に、ちょっと沖縄の軽石の問題を少し。
最近では全国ニュースでは取り上げられなくなってきていますが。
沖縄県に漂着した軽石の問題は、漁業や、養殖業、観光業などに大きなダメージを与えています。
特に深刻なのは、沖縄本島と離島間を結ぶフェリーが出航できない問題。
離島の方にとっては、船での移動や輸送は、まさにライフラインなんです。
写真は、伊是名島行きの港、「運天港」の様子です。
軽石が広がっていますよね。
港に広がる軽石が、フェリーの妨げになるため、ショベルカーで軽石を流しています。
様々な苦労をして、フェリーを運航されていました。
沖縄県では、補正予算を組んで軽石への対応を行うようです。
私が想像していたよりもずっと大きい軽石の被害。
早く状況が改善することを願っています。
話は、沖縄そばへ戻り。
今回は、伊是名島にある老舗の食堂『レストハウスかみやま』を訪問しました。
伊是名村仲田にあり、令和3年の今年にリニューアルオープンされたそう。
創業50年、伊是名島ではじめて開業した歴史ある食堂です。
前回訪問の様子はこちらから。
メニューは、基本の沖縄そばの他、定番の三枚肉そば、ソーキそばがあり変わったところで、カレーそばや、チマグそばなどもあります。
伊是名島名産のモズクを用いた「月見モズクそば」があるのは、島ならではです。
今回は、これでいくと決めていた「山羊そば」1300円を注文。
当ブログでは初挑戦の「山羊そば」です。
本土の方には馴染みがないかもしれませんが、沖縄では「ヒージャー(山羊)」を食べる文化があり、歴史のある郷土料理。
以前は、新築祝いなど、祝い事では必ず山羊料理が振舞われ、最上級のご馳走でした。
沖縄県民の中には、牛肉よりも豚肉よりも、山羊肉が最高という方が多くいらっしゃいます。
山羊料理と言えば、特徴がパンチのある香り。
その香りゆえに、山羊料理が苦手という方も中にはいますが、中にはパンチがないと物足りないという豪傑もいます。
私も山羊料理を食べられるようになって、一人前との想いがあり、今回チャレンジすることに。
写真は、「フーチバー(よもぎ)」です。
山羊特有の香りを中和してくれる、山羊料理には定番の薬味となっています。
山羊は、刺身や山羊汁で食べるのが一般的で、山羊汁に沖縄そばの麺を合わせたのが「山羊そば」です。
「山羊そば」も、山羊料理の中ではポピュラーな料理ですね。
『レストハウスかみやま』の「山羊そば」は、山羊肉がゴージャスにどっさり。
ドキドキしながら、いざ、実食。
これは、想像していたよりもずっと食べやすい「山羊そば」。
山羊特有の香りは抑えられていて、初心者でも食べやすい仕上がりになっています。
厚みのあるお肉に、ホルモンの食感がたまらない一杯。
気づけば夢中で山羊のお肉を食べていました。
野性味がある山羊肉は、他の肉では味わえない美味しさがあります。
合わせて、山羊汁のスープは、濃厚だけど重くなりすぎず、味つけの加減も抜群でした。
沖縄そばとの相性も良くて、山羊肉、スープ、麺のバランスも良かったです。
しっかり完飲。
『レストハウスかみやま』の「山羊そば」。
山羊初心者でも食べやすい仕様になっていて、沖縄へきて、是非山羊を食べてみたいという方にもお薦めです。
山羊初級者の私でも美味しく食べられました。
このワイルドな味わいはクセになりそうですね。
同行者が注文した、伊是名島特産のもずくを用いた「月見もずくそば」。
こちらも美味しそうでした。
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