さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

あやぐ食堂20 沖縄焼きそば

【あやぐ食堂全制覇への道】

人生で、ささやかな夢って、誰しもあると思います。

ハリウッド俳優になりたいとか、3億円当てたいとか、そんなんじゃなくて。
ケーキを1ホール食べてみたいとか、憧れの場所へ行ってみたいとか、出来そうなんだけどやってないやつ。

自分の以前からの夢で、沖縄そばの食べ歩きもそうなんですが、那覇市首里の『あやぐ食堂』のメニューを全制覇してみたいっていう願望があって。
これは今やっとかないと、きっと後悔すると思い、企画を立ち上げました。

沖縄そば食べ歩きとは少しズレますが、沖縄の名物食堂の記録と記憶を残したい、さんぺいの夢の実現に付き合ってもらえたら嬉しいです。

〈『あやぐ食堂』の過去記事〉

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ども、さんぺいです。

御無沙汰だった「あやぐ食堂全制覇への道」。
前回5月以来の更新です。

これは本当に一生かかる企画になりそうだな・・・。



今回は、沖縄の食堂飯の中でも定番中の定番といえる「沖縄焼きそば」を食べてきました。

 

「沖縄焼きそば」と言うと聞きなれない方も多いと思いますが、このブログでは以下のように定義しています。

沖縄そばの麺」と、ポークランチョンミートなど沖縄特有の具材で作られる、沖縄地方の焼きそば

okinawasoba.hatenablog.com

沖縄県では、そもそも、「焼きそば」というと中華麺ではなく沖縄そばの麺を使うことが一般的なんです。
さらに、ポークランチョンミートなどの具材を用い、ソース味のみでなく、ケチャップ味もあったりする。

沖縄県内では、当たり前すぎるため「焼きそば」と呼ばれていますが、麺も具材も味付けも明らかに本土の「焼きそば」とは違う。

ならば、「島酒」「島ぞうり」「島豆腐」があるように、「焼きそば」も明確に「沖縄焼きそば」と呼んだ方がいいんじゃないかと。

沖縄そばの麺を使った「沖縄焼きそば」の美味しさをもっと知ってほしいとの思いから、ひとり広報活動を行っています。



お久しぶりの『あやぐ食堂』。
昼時は行列必至の人気店ですが、今回はピーク時を避けて10時頃に入店しました。

それにしても落ち着くこの空間。

お店は、カウンター席、テーブル席、座敷席があります。



今回の目当ては、「沖縄焼きそば」。

メニュー表示は「焼きそば」となっています。
沖縄県内では、沖縄仕様の焼きそばは一般的なので「沖縄焼きそば」と呼ぶことは少ないんです。

「そば」と言えば、沖縄では「沖縄そば」だしね。



「沖縄焼きそば」600円。
レジェンド食堂『あやぐ食堂』で、「沖縄焼きそば」を食べるのをほんと楽しみにしていました。

どうですか威風堂々としたこのルックス。
みそ汁と比べると、皿の大きさ、ボリューム感が伝わるかと思います。

どんなに有名になっても、量では手を抜かない『あやぐ食堂』の心意気が好き。



『あやぐ食堂』の「沖縄焼きそば」はソースベース。

もちろん沖縄そばの麺を用いていて、通常の「焼きそば」よりも麺は硬めで、中太のため食べ応えがしっかりあるのも特徴。

ソースがしっかり絡まったこの麺をずるずるっといくのが良いんですよね。

この力強い麺が「沖縄焼きそば」の魅力かも。




具材は、キャベツにニンジン、玉ねぎ、お肉としては、ポークランチョンミートと、薄くスライスしたハムが入っています。

黄金比ともいえる、麺と野菜、肉のバランス。
これぐらいがちょうど良いなぁ。

シャキシャキで熱々の野菜と、ポーク、沖縄そばの麺が一体となった美味しさ。

「焼きそば」といえば、名脇役の紅生姜も忘れてはいけない存在。
不思議なんだけど、このソース味と良く合うんですよね。

さりげなく、海苔がかかっているのも『あやぐ食堂』のきめ細かい仕事ぶり。



食堂ではいつも一心不乱に食べるけど、さらに「沖縄焼きそば」って不思議と1.5倍速になってしまう。

もう、かぶりつくというか。むさぼるというか。
箸が止まらなくなる感じです。

『あやぐ食堂』の「沖縄焼きそば」は、さすがのキャリアを感じさせる、王道の味でした。
私のイメージする「沖縄焼きそば」はまさにこれ。

野性味あふれるつくりですが、野菜、ポーク、麺がそれぞれ美味しく、ソースでまとまる一体感。



魚の出汁が効いているみそ汁も、ありがたかった。




一気に完食です。
大皿ですが、もっと食べたいと思わせる魔力のある「沖縄焼きそば」。

沖縄でしか食べられない「焼きそば」がここにあります。

沖縄そばタコライス、ステーキの陰に隠れがちですが、沖縄を訪れたら、是非、「沖縄焼きそば」も食べてほしいな。