ども、さんぺいです。
今日から沖縄は、旧盆に入ります。
初日は、「ウンケー」といってご先祖さまをお迎えする日。
「ウンケージューシー」をお供えするなど、伝統の行事を行います。
旧盆というと、私の中では夏本番というイメージ。
今年の夏は、晴天が続いているということもあり、本当に良い夏休みになっていると思います。
海と空が綺麗な沖縄ですが、8月は最も輝く季節です。
今回は、先日訪問した久米島町で食べた、珍しい沖縄そばの紹介です。
フェリーから見る海もいっそう眩しい。
acchi.okinawa
久米島は、沖縄県では5番目に大きな島で、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島につぐ大きさです。
海の綺麗さ、久米島紬などの伝統工芸品、味噌などの特産品で知られていて、県内有数の観光地でもあります。
今回訪問したのは、島の東側、久米島町比嘉にある『お食事処 はなくめ』です。
久米島は、もともと「具志川村」と「仲里村」の2つの村が合併して生まれた町で、島の西側と、東側に飲食店が集中しています。
『はなくめ』は、旧「仲里村」の東側ですね。
店は、テーブル席、座敷があり、席数も比較的多く、個人でも団体客でも利用しやすい大きさ。
地元客に親しまれているのはもちろん、ビーチも近くにあるため観光のお客さんも多く訪れます。
店内は落ち着いた雰囲気で、リラックスしながら食事を楽しむことができます。
『はなくめ』のメニュー。
沖縄そば(久米島そば)がいただけるほか、唐揚やトンカツ、エビフライなどの定食が充実しているのが嬉しい。
定番のカツカレーも押さえています。
ほかにもカウンター前に、「本日のおすすめ」が張り出されていて、タコライスやアーサそばな、チキン南蛮定食など、メニューは多彩です。
今回いただいたのは、「あんかけ野菜そば」900円。
ノーマルな沖縄そば加えて、最近「肉野菜そば」にもハマっている私。
色々なお店で、「肉野菜そば」を食べてきましたが、あんかけは初めて。
あんかけと言うと、五目ラーメンや、チャーハンを想像するのですが、沖縄そばでは珍しいですよね。
見た目も通常の「野菜そば」とは違う雰囲気で、味の想像がつかない。
熱々のスープをレンゲですくってひと口。
ああ、美味しい。
沖縄そばで「肉野菜そば」というと、沖縄そばのしっかりとした出汁に、野菜炒めの旨みを含んだ汁が一体となったスープが魅力なんですが。
「あんかけ野菜そば」は、その「肉野菜そば」をさらにギュッとあんで閉じ込めたような一杯。
単純に、沖縄そばに野菜炒めを閉じたあんをオンした、という感じではなく、スープとあんがもう一体的なんです。
あんで包んでいるため、スープは最高に熱々。
最後まで熱をおびた、とろみのあるスープになっていて美味。
もやし、玉ねぎ、にんじんなどの野菜にベーコンを加えて炒めたあと、あんで閉じているのですが。
通常の「野菜そば」よりもさらに濃厚に旨味が凝縮された感じになっています。
さらに、このあんが沖縄そばのスープに溶け込み、得も言われぬ美味しさに。
これを、フーフーいいながら沖縄そばの麺と絡めて食べてみれば・・・
もう堪らん。
『はなくめ』で食べた、初体験の沖縄そばの「あんかけ野菜そば」。
想像以上に美味でした。
特に、最後まで熱々な点と、「肉野菜そば」の旨みをギュッと凝縮したあんが印象的。
五目ラーメンなど、あんかけのメニュー自体がそもそも美味しいと思うのですが。
『はなくめ』は、沖縄そばのスープの出汁の美味しさも感じられて、しっかりとラーメンとの違いも感じられました。
独特のあんのとろみと、沖縄そばにしっかり絡む感じが忘れられません。
思えばなんで今までなかったんだろうと考えてしまう、「あんかけの野菜そば」。
この美味しさはやっぱり食べてみないと分からないと思います。
久米島の『はなくめ』で、是非、未体験ゾーンの突入してください。
okinawasoba.hatenablog.com
前回『はなくめ』で「久米島そば」を食べた時の様子は、こちらの記事で確認できます。
ノーマルな沖縄そばの方の感想です。