ども、さんぺいです。
南国沖縄ですが、グッと寒い日が続いています。
年中かりゆしウェア(半袖シャツ)で過ごしている私ですが、さすがに最近は着こんで出かけています。
この時期に最高なのが、ゆし豆腐そば。
沖縄そばの伝統的な食である「ゆし豆腐」を「沖縄そば」と掛け合わせた逸品です。
今回は、「ゆし豆腐そば専門」を掲げるお店『わらいそば』を訪問しました。
もはや沖縄そばの定番となったゆし豆腐そばですが、「専門店」を掲げているのはおそらくここだけかと。
貴重なお店です。
「第13回沖縄そばスタンプラリー」で9店舗目の訪問となりました。
『沖縄そばスタンプラリー』とは、一般社団法人沖縄そば発展継承の会が主催する沖縄そばに関する企画で、2023年10月1日から2024年2月29日の期間に34の店舗を回ります。
豊見城市根差部にある『わらいそば』。
県道11号線の大きな道路沿いにあって目立つ看板なのですぐに分かるはず。
お店が商業施設に併設されているため、駐車場が広めなのが嬉しいポイント。
沖縄は車社会なので、駐車しやすいのはありがたいですよね。
また、夜は居酒屋としても経営されており、席数にもかなり余裕があります。
安心して利用できるので、仕事での会食もお薦めです。
店内もスペースに余裕があり、ゆっくりと食事を取ることができます。
テーブル席に、小上がりの席、カウンター席があります。
色々なタイプの席があるので、団体での利用もできるし、ひとり客でも気にせず食事を楽しむことができます。
注文は食券制です。
『わらいそば』のメニューです。
基本の沖縄そばは、三枚肉と煮卵が乗っています。
一押しはやはり看板メニューのゆし豆腐そば。
沖縄そばは、他にもゆし野菜そばや、定番の軟骨ソーキそばがあり、変わったところでは、担々ゆし豆腐まぜそばなどの創作系そばも。
豆腐を活かした、麻婆つけ麺や、豆腐と野菜のチャンプルーも美味しそう。
サイドメニューには定番のジューシーもあります。
今回は、ゆし豆腐そば(三枚肉トッピング)800円をいただきました。
寒い日だったので、あちこーこー(熱々)のゆし豆腐がたまらない。
ゆし豆腐が贅沢に入った一杯。
ゆし豆腐の第一印象は、風味の強さ。
糸満市の老舗「宇那志豆腐」から仕入れているそうですが、豆腐自体の美味しさがしっかり感じられます。
そして、ゆし豆腐の魅力であるふわふわの食感。
この世で一番優しい食べ物なんじゃないかと思えるふわっと感。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、スープと合わさることでさらに美味しくなっています。
スープは、豚や鶏を中心とした動物系で、コクがあります。
他にも鰹、昆布、野菜などで出汁を取っていて、魚介系の美味しさも感じられるバランスの良いスープ。
しっかりとした印象ですが味付けはあくまで優しく、豆腐の美味しさが感じられる仕様になっています。
麺は、照喜名製麺所の生麺。
縮れが生み出す独特の啜り心地はもちろん、よりプリッとした食感が楽しめます。
どうしても主役のゆし豆腐が目立ちますが、麺の方も負けないぐらい存在感がありました。
すりおろしの生姜は、途中で入れるようお薦めされました。
入れる事で清涼感が増して爽やかなスープになり、また違った美味しさが味わえます。
三枚肉はトッピングになっていて、あり、なしが選べます。
ガッツリ行きたい方にはお薦め。
分厚い三枚肉が2つ乗ってきます。
これは食べ応えありそう。
味の良く染みた三枚肉は、脂身の部分も美味しく、ゆし豆腐そばによりボリューム感を与えてくれました。
とにかくスープと麺、ゆし豆腐とのバランスが際立ったゆし豆腐そば。
スープは動物系でコクがある一方、味付けは優しくされていてゆし豆腐の美味しさを100%味わうことができます。
ゆし豆腐でしか味わえないこの食感。
今、1番ゆし豆腐が美味しい季節です。
豆腐好きは是非、訪問してみてください。
「沖縄そばスタンプラリー」9個目のスタンプをゲット。