【第13回スタンプラリー】めし屋ひろし　３　てびちランキングが替わった日

ども、さんぺいです。

うちなーんちゅは、みんな心のてびちベストテンを持っている（はず）。

私もその１人で『よしこ』や『和泉食堂』、『くぇぶぅ』など好きなお店がいくつかありますが・・・
今回の訪問でランキングが入れ替わりました。

それほど印象的だったてびちそばを紹介したいと思います。

okinawasoba.hatenablog.com豚の豚足であるてびちは、主に煮込み料理として食べられていて、沖縄県民の好物として知られています。

沖縄で立食パーティをするとまずてびちから無くなるというのは、アルアル話。

てびちを求めて食べ歩きをしている人がいるほどで、味付けや、食感にみんなこだわりを持っています。

三枚肉やソーキと比べても、てびちは店の違いが出やすい具材のため、みんなお気に入りのお店があるはず。

店は、南風原町の食堂『めし屋ひろし』。

メニューが豊富で、ボリュームもしっかり、価格もリーズナブルと３拍子揃った食堂です。

場所は、沖縄第一病院の裏手になります。

お店の前と横に駐車場が用意されています。
この辺は住宅密集地なので、駐車場があるのはありがたい。

『めし屋ひろし』が好きな所、３拍子以外にもあって、まず店が綺麗なところ。

整頓されていて、いつも店が清潔。

家族連れでの利用も安心です。

続いて好きなところが、サービスが行き届いている点。

ドリンクは、アイスコーヒーやホットコーヒーがサービス。

ライスがお代わりできるなど、優しさに溢れています。

席は、テーブル席、座敷、カウンター席があります。

広々としていて、席数にも余裕があります。

『めし屋ひろし』のメニューです。

沖縄そばは、三枚肉そばが基本になっていて、ゆし豆腐そば、野菜そばなどがあります。
豚肉が苦手な方にはネギのみの「素そば」も用意されています。

変わった所で、辛味噌豚そぼろが載った「まぜそば」なんてメニューも。

『めし屋ひろし』の特徴がメニューの豊富さで、参考にメニュー表を貼っておきますね。
A定食は、とんかつやチキン照焼きなどが載った夢のプレート。

サイドメニューも充実していて、沖縄そばとミニ丼のセットも可能です。

定食系は、豚の生姜焼き、鶏の唐揚など王道のメニューが揃っています。

なすの味噌煮とか渋すぎる。
豆腐ちゃんぷるーなど、もちろん沖縄の郷土料理も押さえています。

イカスミ汁や、ゆし豆腐など汁物も揃っていてぬかりない。

カレー、チャーハン、オムライスまで揃っていて、もう完璧。

これだけレギュラーメニューが充実していながら、日替わりもやっているという素晴らしさ。
この日は、海鮮丼などがありました。
絶対に飽きることがない食堂ですね。

お待たせしました、今回のお目当て、てびちそば（中）880円です。

大きなてびちが２つ載った沖縄そば。

ルックスの美しさに思わず唾を飲みます。
テンション上がるなぁ。

はやる気持ちを抑えて、まずはスープから。

半濁した見た目の通り、動物系のスープ。
ほどよく野性味を残したコクのある仕上がりになっています。

味付けは塩を中心にしていて、優しい味わい。
尖ったところがなくて、円やかな印象です。

麺は人気の照喜製麺所。

照喜名ウェーブと呼ばれる縮れ麺で、独特の啜り心地と、固めの食感が堪りません。

動物系スープとの相性は抜群です。

いよいよ、てびちとの対面。

『めし屋ひろし』のてびちは、ホント驚くほど柔らか。

最高にぷるぷるなてびちです。
これほどぷるぷるなてびちには、出会った事がないかも。

口の中でとろける、美味すぎるてびち。

世界の食べ物で、ほかに似たものが思いつかないこの食感。

店の最大の特徴が、塩をベースにめちゃくちゃ優しく味付けしている所。

ふつう、醤油を効かせて甘辛く煮込むことが多いのですが、控えめな味付けにすることで上品なてびちになっています。

てびちには好みが出るのですが、これは個人的にホント大好きなタイプです。

てびちを中心に、動物系の出汁が効いて飲み応えがあるスープと、照喜名ウェーブの麺で、満足度の高い一杯でした。

全体的に味付けが濃すぎないので、最後まで本当に美味しくいただけます。

沖縄にはてびちファンが多いので、てびち好きに特に食べてほしい。

あなたのてびちランキングを替える一杯になるかもしれません。