さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

与那原家

f:id:sanpei808:20210728180529j:plain連日のオリンピック中継を夢中になって観ています。

馴染みのあるサッカーやテニスだけでなく、柔道やソフトボールも。
わくわくするようなニュースが多く、本当に勇気づけられますよね。

最近、気持ちが弱るような出来事が多かったので。
アスリートの皆さんに、すごくエネルギーをもらっています。



もう一つのエネルギー。
沖縄そばにも、もちろん元気をもらっています。

今回訪問したのは、与那原町字与那原にある『与那原家』。

沖縄を訪れた方なら、名前を耳にしたことあるという方、多いんじゃないでしょうか。
沖縄本島南部の人気店であり、昭和60年から続く、沖縄そば専門店を代表するお店でもあります。

okinawasoba.jp


与那原家の特徴の一つは、沖縄そば専門店の中も比較的大型で、営業時間も長いこと。
アクセスも良く、駐車場も広めで、客席数も約70席と余裕があります。
これだけのキャパがあるお店は、沖縄そば専門では珍しく、人気のあらわれですよね。

 

利用しやすくて、いつ行っても美味しい沖縄そばが食べられるのは本当にありがたい。
お昼時は、駐車場の込み具合なども気になりますが、スペースに余裕があるのは安心です。


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f:id:sanpei808:20210728183309j:plain『与那原家』のメニューです。
さすがのメニュー数で圧巻ですよね。

オーソドックスな沖縄そばに加えて、「チキンそば」など新しいタイプの具を取り入れているのも『与那原家』の特徴。
常に新しい取組みをして、客層を取り込んでいるのが凄いです。



沖縄そばの特徴としては、ホームページでも紹介されているように、「あっさり」と「こってり」のスープから選べること。
最近では、スープの種類を選べる沖縄そば専門店も増えてきていますが『与那原家』がはしりじゃないでしょうか。
2種類のスープが在ることでも有名なお店です。



今回は、「こってり」(大)770円をいただきました。
「豚骨と鶏がら、さらに3種ののダシ骨を加え、アクを取り除きながら、半日かけてゆっくりと煮詰めた」スープとのこと。

わくわくしながら、沖縄そばを待ちます。

f:id:sanpei808:20210728184127j:plainカウンター席の前には、大きな海水魚の水槽が。
待ち時間も楽しみながら。




f:id:sanpei808:20210728184337j:plain沖縄そば、こってりが着丼。

まず、白濁したスープのインパクトが凄い。
沖縄そばでも、これだけ乳化したスープは珍しいんじゃないでしょうか。
飛び込みたくなるような、美しいスープ。



一口目は、やっぱりスープから。

豚骨や鶏ガラからとっているという出汁は、濃厚でコクがあります。
重厚感があるスープだけど、雑味は全然なくて、しつこい感じが無いのもすごい。

すごく滑らかな印象です。

沖縄そばでも、こってり系が好きな人は堪らないんじゃないかな。
もう一口、もう一口と飲みたくなるようなスープです。


f:id:sanpei808:20210728185009j:plain麺は、自家製の中細麺。

沖縄そばとしては、細めな方でしょうか。
平打ち麺で、細かく縮れが入っているのが特徴。

スープが良く絡み、しっかりとした固めの麺で、食感もとても良い。
さすが、人気の沖縄そば専門店。


f:id:sanpei808:20210730165910j:plain具の、塩味であっさりと味付けされた軟骨ソーキと、スープとの相性も抜群。

ソーキは、ほろほろとして、煮込まれています。
豚骨のスープが力強い分、味つけを抑えたソーキが、また良く合います。

ネギと、玉子の彩も、食欲をそそります。



さすが、有名店『与那原家』のこってり。

スープと麺、具材の味付けのバランスが良くて、これがもう完成形と言いたくなるような一杯でした。
動物系のスープが好きな方なら、きっと気に入ると思います。

次回は、「チキンそば」など、チャレンジ系の沖縄そばも食べてみたいと思います。
まーさん。




与那原町沖縄そば一覧】

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