さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

はっちゃん食堂

ども、さんぺいです。

突然ですが、皆さんの「勝負飯」って何でしょうか?

ここ一番という時に、気合を入れる食べ物。
カツ丼やカツカレーなどのガッツリ系や、自分が一番好きな食べ物なんでしょうね。

私の「勝負飯」と言えば、やっぱり肉野菜そばでしょうか。



昨日は、2,3カ月前から準備してきた大きな仕事がありまして。
ここ最近そのためにずっとブログも更新できてなかったんですけども。
ついに本番を迎えました。

本番前の昼食に選んだのは、肉野菜そば。



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「肉野菜そば」とは、「野菜そば」、「肉そば」とも表記される、沖縄そばの1ジャンルです。

通常の沖縄そばに、肉野菜炒めをオンするというもの。
多くの沖縄そば専門店や、食堂の定番メニューとなっています。

沖縄版「二郎系」ともいえる、ボリュームと栄養満点の沖縄そばなんです。

 

ジャンクな味わいが魅力の肉野菜そばは、実は沖縄そば専門店よりも食堂の方が旨い。

沖縄そばに野菜炒めを乗せるという特性上、野菜チャンプルーが美味しい、ベテランの食堂はもれなく肉野菜そばが旨いのです。

「勝負飯」に選んだのは、那覇市寄宮にある「はっちゃん食堂」でした。



沖縄食堂の定番といった佇まいのお店。
めちゃくちゃ安心感あります。

この気軽に入れる雰囲気が良いんだよな。



テーブル席と、座敷、窓際にカウンター席もあります。

サラリーマンにも家族連れにも優しいつくり。



沖縄の食堂といえば、サービスのアイスティー

花笠食堂や、ルビーから脈々と受け継がれるこの文化が好きだ。

ちなみにアイスティーは、しっかり甘いです。



注文は食券制です。

「はっちゃん食堂」はメニューが豊富すぎるほど豊富なので、良く吟味してから選びましょう。

見ていると、常連さんはほとんど「決め打ち」でしたね、さすが。
スムーズにボタンを押せるようになったら一人前。



「はっちゃん食堂」のメニューです。

THE沖縄食堂という感じのラインナップ。

ちゃんぷるーや、ちゃんぽんなどの郷土料理を押さえながら、ナポリタンやオムライスまで扱っているのは珍しいかも。



沖縄そばは、基本の沖縄そば、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、はっちゃんそばなどがあります。

ちなみに沖縄そばに、ジューシー、揚げ物がつく沖縄そば定食はかなりの人気メニューです。



さて、今日の「勝負飯」はこれだ。

「はっちゃん食堂」の肉野菜そば780円。

期待を裏切らない、野菜の盛り。
熱々の肉野菜、沖縄そばのスープ、麺を一気にいただきます。


 


もやし、にんじん、玉ねぎ、葉野菜、ネギと、ほぐした豚肉が具材。

やっぱり食堂の野菜ちゃんぷるーは旨い。

見た目とは裏腹に、「はっちゃん食堂」の肉野菜は、優しい味付け。
ニンニクや胡椒を効かせた暴力的な肉野菜そばも好きですが、こんな優しい味付けもホッとします。

最後まで無理なく食べる事ができました。



沖縄そばの麺は、ほぼストレートの細麺。
細麺なので食べやすく、するすると胃に落ちてきます。

肉野菜を減らした後、中盤からは沖縄そばの麺も併せながら食べ進めます。

肉野菜と、麺、スープが混然一体となるのが肉野菜そばの美味しさ。
ここは気取らず、ジャンクにほお張る。



肉野菜炒めの旨い汁が、どんどん沖縄そばのスープと合わさって、旨味のスープに。

ノーマルのスープも良いですが、野菜の甘味をまとったスープはまた格別な美味しさ。

後半このスープと、沖縄そば麺を啜るのが良いんです。



エネルギーチャージが完了。
お陰さまで、夕方には無事仕事も終えることができました。

ボリュームは満点だし、野菜も摂れる。
私は、仕事の時だけでなく、少し体調わるいな、という時にも肉野菜そばを食べて元気をもらっています。

ここ一番という時の「勝負飯」。

皆さんの「勝負飯」もぜひ教えてください。




【肉野菜そば一覧】

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