ども、さんぺいです。
色々と沖縄そば屋を巡ってる私ですが、今日はどうしてもこの沖縄そばが食べたいという日が年に何回かあります。
他所の沖縄そばじゃだめで、どうしてもこの店で食べたいと思う時。
今日は、朝起きた時から、絶対に『玉家』の沖縄そばが食べたい日でした。
もう説明不要かもしれません。
南城市大里に本店がある沖縄そば専門店『玉家』。
沖縄そばのランキングをやれば必ず名前が挙がる有名店で、『玉家』の沖縄そばが1番好きという声も良く聞くファンが多い名店。
スッキリとしたスープと、細麺の組み合わせという独自のスタイルは、その後の沖縄そば界にも多大なフォロワーを生み出したと思います。
今日は朝からハイテンションで『玉家』に向かい、なんとポールポジションを取ることができました。
平日の月曜日だったのでラッキーだったかも。
普段は観光客も多く、週末となると行列必至ですからね。
有名店で、1番に入れるのは、やっぱりファンとしては嬉しいものです。
玉家は、店舗前に広めの駐車場が用意されています。
昼時には、その駐車場も満杯になるのですが。
比較的、回転の速いお店なので、並んで待てばそれほど時間はかからないかなと思います。
席は、テーブル席と、座敷、カウンター席があります。
沖縄そば専門店としてはキャパ大きめだと思うのですが、それでも昼時は満杯になるので、やっぱり凄い人気ですよね。
そしていつも思うのが、地元のお客さんの多さ。
若い方から、家族連れ、年配の方まで、幅広い層が来店します。
観光客だけでなく、地元に根強く愛されているのを感じます。
ひとり客でも安心のカウンター。
私は、カウンターでいただくことが多いです。
整然と並べられた調味料やお水、お茶など。
細かい仕事が、いつもきちんとされているのが人気店の秘訣なのかも。
注文は食券制です。
名店はどこもそうだけど『玉家』のメニューもごくシンプル。
沖縄そばの種類は、三枚肉そばに、ソーキそば、その両方が乗った「ミックスそば」。
さらに、てびちそばの4種類のみ。
サイドメニューは、白米といなり、定番のジューシーもあります。
今回は、てびちそば(大)700円をいただきました。
驚くのが提供のスピード。
『玉家』の提供スピードが早いのは有名ですが、注文して着席すると、すぐ出てくるぐらいの早さ。
まるで、福岡の博多ラーメンのようなスピード感。
細麺の特性もありますが、何よりオペレーションが優れている証拠ですよね。
客としては、スピードの速さも嬉しいものです。
朝からずっと食べたかった『玉家』の沖縄そば。
実は、沖縄そばの食べ歩きをやってて、何周目かで分かった『玉家』の凄さ。
一見シンプルなんだけど、鰹出汁の効いた飽きのこないスープは、また必ず食べたいと思わせる魅力がある。
リピートしたくなる、毎日でも食べたい、と思わせる沖縄そばってやっぱり凄いと思うんです。
どんなコンディションで飲んでも、いつも安定して美味しい『玉家』のスープ。
似たような沖縄そばは他にもあるけれど、同じようにはならない。
『玉家』と言えばの亀浜製麺所の細麺。
沖縄そばの麺としては、かなり細く長い麺。
独特の啜り心地と、硬めに仕上げた食感が最高で、スープとの相性が抜群。
スッキリとした後味で、ライトな印象だけど後をひくスープの旨み。
『玉家』の沖縄そばを食べると、いつも、もっと食べたいと思ってしまう。
それが魅力なのかも。
重厚感のある一杯もいいけど、明日また食べたいと思わせるのが人気の秘訣なのかな。
『玉家 前田店』がなくなった今、私は『玉家』が不足気味なんです。
別皿で提供されるてびち。
トロトロに煮込まれた、最高なコンディションのてびちは、箸でスッとほぐれるほどの柔らかさ。
口に入れると、自然にとろけてしまう。
食感が命ともいえる、てびちですが、私の生涯てびちの中でもベスト級に美味しかった。
(『玉家』のてびちはノーマークだったのですが、あらためて美味だと思います)。
てびちにうるさい沖縄県民も、これは納得では。
そして、もちろん沖縄そば専門店なので、てびち単体だけでなく、沖縄そばとの相性が重要な訳ですが。
『玉家』のてびちは、上品で控えめに味付けされていて、その点繊細なスープとの相性も二重丸。
沖縄そばと一緒に楽しむことで、美味さの相乗効果も。
物価高騰の昨今、この価格でてびちそばが楽しめる点も、素晴らしいと思います。
最後は綺麗になくなるてびち。
『玉家』不足を解消することができ、大満足の月曜日でした。
まーさん。
okinawasoba.hatenablog.com
ミックスそばの回。
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ソーキそばの回。