さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

東江そば 自家製生麺のソーキそば

ども、さんぺいです。

沖縄県民は沖縄そばが大好きという話を繰り返ししていますが。

たいていの人は、「推し」の沖縄そば屋さんを一つや二つは持っています。
知り合いの沖縄県人に沖縄そばの話を振ったら、お薦めの沖縄そば屋さんを教えてくれるはず。

好みの沖縄そば屋さんを選ぶポイントは、昔からの馴染みの店であったり、立地の便利さもありますが、味でいうと「スープ」と「麺」に大別されるかと思います。



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例えばスープなら、あっさりとした鰹節主体のスープが好みか、それとも濃厚でコクのある豚骨主体のスープが好みなのか。

そのバランスで、好みが分かれてくるかと思います。

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沖縄そばの麺についても、店によって個性があります。

太めの麺なのか、細めか、さらに茹で麺が好きなのか、プリッとした生麺が好きか。

スープを主体に選ぶ人もいれば、麺を軸に選ぶ人もいる。
もちろん、両方のバランスが一番良いのが「推し」の沖縄そば屋さんという事になるんでしょう。



今回訪問した『東江そば(あがりえそば)』は、その点、麺にすごく個性のある沖縄そば専門店です。

浦添市の勢理客にあり、沖縄そばファンの間でも根強い人気のあるお店。

ここの麺が1番好きと「推す」方も多いです。



場所は、浦添市のパイプライン通りと国道58号線の間にあります。

店舗下に駐車場が用意されています。



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当ブログは、2020年6月23日に始まったのですが、初めての訪問記事が『東江そば』だったんです。

私自身も、思い入れのある沖縄そば屋さんですね。



地元のお客さんも多く、固定ファンが多い印象の『東江そば』。

清潔感があって、親しみやすく、フラッと入りやすいところもポイントです。



席は、カウンター席とテーブル席、小上がりの席があり、色々な場面で使い勝手の良いお店です。


一人客でも入りやすい感じなのもありがたい。



注文は食券制です。



メニューはシンプルな構成で、基本となる三枚肉そば、本ソーキそばがあり、ミックスそば的な看板メニューの「東江そば」がります。

他に野菜そばや、変わったところで特徴のある麺を使った冷やし中華そばなんてメニューも。

サイドメニューで不動の人気を誇る餃子があるのも『東江そば』の特徴です。



3年ぶりの訪問となった今回は、本ソーキそば(中)750円をいただきました。

ルックスも美しい沖縄そば

久しぶりの『東江そば』麺との対面に心躍ります。



それぞれの具材が大ぶりで、贅沢な印象の本ソーキそば
王道感でてますよね。

まずはスープから。

少し色味がかかったスープは、鰹節の出汁がすごく際立つ印象。
後味はスッキリしていますが、鰹のインパクトがあるので単純にあっさりというだけでなく、力強さも感じます。

味付けは優しいのですが、どんどん引き込まれていくような感じで。

スープを飲むレンゲが止まらなくなります。



そして『東江そば』といえばの自家製麺

最近でこそ自家製で生麺を扱う沖縄そば専門店は当たり前になってきましたが、私の記憶では『東江そば』が生麺を採用したのはかなり初期だったような。

平打ちの中麺で、生麺の特徴のぷりぷり、つるっとした食感が特徴的。

沖縄そばでは中細な方ですが、コシがしっかりしているので凄く存在感を感じます。
この硬さが絶妙に良いんです。



しっかり大ぶりな本ソーキ。

味付けも上品で、繊細なスープとも良く合っていました。
食べ応えあるー。



彩りを添える玉子焼きも良き。

旨みたっぷりの出汁を吸わせた玉子焼きがまた美味しいんだこれが。



久しぶりに『東江そば』のソーキそばを楽しみました。

優しい味付けの沖縄そばですが、出汁の旨みが立っているので(中)でもすごく満足感がありました。

そして特徴ある生麺の存在感も凄い。
硬さの加減がほんと良かったです。

名店の沖縄そば、定期的にリピートしたいなとあらためて感じました。



『東江そば』のもう一つの名物が餃子。
5個300円と優しい設定。

絶妙な量で、ちょうど沖縄そばのサイドメニューとして頼んじゃいたくなるサイズ感。

餡がしっかり詰まった餃子で、野菜も多めなので重たくなり過ぎず、沖縄そばのサイドメニューとしてもベスト。

沖縄そばに、餃子まで堪能できるなんて幸せ過ぎる。



願望として。
いつか冷凍餃子を持ち帰りして、ビールと餃子も合わせてみたい。

まーさん。




浦添市沖縄そば一覧】

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