さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

EIBUN Tsuboya あのEIBUNの3号店がオープン

ども、さんぺいです。

あのEIBUNの3号店『EIBUN Tsuboya(えいぶん つぼや)』が遂にオープンです。

9月上旬のプレオープン、9月24日のグランドオープンを前に、レセプションに声かけいただき参加してきました。



場所は、名称のとおり那覇市壺屋。

3号店にして初めて「 Tsuboya(つぼや)」の名を冠した『EIBUN』が誕生します。



okinawasoba.hatenablog.com本店である『EIBUN』。

okinawasoba.hatenablog.com
2号店となる『STAND EIBUN』。

 

3号店は、なんと本店の真横。

わずか100メートルの間に、1号店、2号店、3号店というのも只者ではないのですが・・・。



さらに驚きなのは、3号店は立食形式であること。

ただそこは普通で終わるはずもなく、東京などでよくある立ち食い蕎麦のお店とは全く違う新しい形態になっています。

沖縄でも気鋭のクリエイターがデザインした空間。

異なる形のテーブルが配置されていて、照明にも工夫が凝らされています。

例えて言うなら、隠れ家バーのような。



削ぎ落したシンプルな外観に、デザインされた店内の空間。

これから何が出てくるんだろうという高揚感。



『EIBUN  Tsuboya』は、完全キャッシュレス決済。

メニューは、ベースとなる「EIBUNそば元味」に、醤油をプラスした「EIBUNそば黒醤油」、さらに「進化の中味そば」「鴨南蛮沖縄そば」などがあります。



沖縄そば屋としては珍しく、アルコール類のドリンクが充実しているのも特徴。

ナチュラルワインやクラフトビールも提供し、沖縄そばとドリンクのペアリングも楽しめます。

残念ですが、車での訪問だったのでノンアルコールビールをいただきました。



今回は「EIBUNそば黒醤油」をいただきました。

ベースとなる「EIBUNそば元味」に対し、醤油を効かせたチャレンジングなメニューです。




第一印象は、これまでの『EIBUN』の沖縄そばとも全く違う感じ。

より旨みを重ねて、でもそれぞれがぶつかることなく調和している感じです。
まさにアンサンブル。

醤油を効かせることでインパクトがありますが、尖った感じはなくてあくまでも柔らかくて。
コクもしっかりあって厚みのあるスープになっています。

聞くと、オーソドックな1号店、新しい試みを行った2号店のハイブリッドを狙った沖縄そばなんだそう。



麵もこれまでの店舗とは異なるオリジナルの麺を使用。

県産小麦の「かなさん」を使用するなど素材にこだわった生麺になっています。

細めのストレート麺は、口当たりがすごく滑らか。
啜るのが思わず嬉しくなってしまうような麺。

繊細なスープにも良く合っていました。




煮卵には、「新屋養鶏場」の玉子を用いているんだそう。

一つ一つのパーツへのこだわりが伝わってきます。

それぞれが主役になれそうな華やかさ。




低温調理したチャーシュー。

しっとりとして噛むほどに美味しい。



軟骨ソーキは、甘辛く煮込んだ定番の『EIBUN』の味。

ほかにも鴨肉やネギなど、繊細な工夫が散りばめられています。



サイドメニューでいただいた焼きてびち。

中はトロっと、外側はカリっと焼きあがっていて、柚子胡椒とペッパーでいただきます。

これまでのどのてびちとも違う食感。

引き出しの多さが『EIBUN』の魅力ですよね。

 



外観、内装、味も含めて、他の何にも似ていないお店。

もちろん1、2号店とも全然違うアプローチです。

有名店になっても挑戦を止めない姿が、あらためて凄いなと思います。

『EIBUN  Tsuboya』プレオープンに是非、足を運んでみてください。




那覇市沖縄そば一覧】

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さんぺいが、雑誌『ディスカバー・ジャパン』の沖縄特集で沖縄そばに関する記事を書きました。ディープな沖縄情報が満載です。