さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

古民家癒し処 ながどう家

ども、さんぺいです。

沖縄には本当に沖縄そば専門店がたくさんありますが、味の個性はもちろん、店舗のつくりにもそれぞれ特徴があります。

ロケーションを活かした海は見えるそば屋さんだったり、店主の趣味を反映したカフェのような店だったり。
沖縄そばを味わいながら、シチュエーションも楽しみたいというお客さんも増えています。

今回は、沖縄の雰囲気を感じながら食事もいただけるお店を訪問しました。



豊見城市長堂にある『古民家癒し処 ながどう家』です。

2012年12月創業の沖縄そば専門店で、築70年以上という古民家を用いてお店を営んでいます。

真っ白な瓦屋根が、風情ありますよね。

伝統的な家屋で、沖縄の文化を感じながら沖縄そばを食べることができます。



屋根のシーサー。

厄除けの守り神です。



沖縄では定番の風景。

思わず、親戚の家に来たような気持ちになる。

居間で食事を囲む、家族団らんの様子が目に浮かびます。



座敷に、サイズの異なる机が配置されていて、ひとり客でも、大人数でも対応できるようになっています。

椅子がある席も用意されているので、年配の方でも大丈夫。

もちろん子ども連れでも利用しやすいつくりです。



どこかのんびりとした空気が流れている店内。

リラックスして沖縄そばを待ちます。



『ながどう家』のメニューです。

基本の三枚肉そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそばがあり、全部載せ的な「ながどう家そば』が店の一推し。

お肉は、甘醤油かあっさり塩の味付けが選べます。



ほかに、ゆし豆腐そばや、野菜そばも。

沖縄そば屋では珍しいカレーもメニューにあります。



今回は、看板メニューの「ながどう家そば」880円をいただきました。

一杯で、三枚肉、本ソーキ、軟骨ソーキ、3種類の豚肉が味わえる豪華なメニューです。
器を覆うお肉が圧巻ですね。

スープは、鰹出汁ベースのあっさり系。

雑味がなくて、クリアな味わい。
出汁の美味しさがストレートに感じられるようなスープで、うっとりしてしまいます。




スッキリしていますが、旨味がしっかりあって物足りなさは感じません。

穏やかで優しい味付け、甘味も感じます。

自然と身体に染みていくようなスープで、最後の一滴まで美味しくいただきました。



麺は、中細の縮れ麺。

細かく縮れが入っていて、啜った時のアクセントになっています。

プリっとした感じもあって、固さもほどよく啜るのが嬉しくなるような麺。



厚めの三枚肉は、伝統的な感じで甘辛く煮込んでいて、しっかりとした味付け。

これでまた麺が進むんです。



軟骨ソーキは、食感を残したタイプ。

こちらも味が良く染みていて、堪らないやつ。



キングオブ豚肉な、あばら骨の部分、本ソーキ。

しっかりと肉が付いていて、ガブっといくのが嬉しい。



古民家を用いた『ながどう家』の沖縄そば

伝統的な沖縄の家屋で、どこか懐かしさも感じながらリラックスしていただくことができました。
観光の方は、またこの雰囲気が新鮮だと思います。

鰹出汁を効かせた伝統的な沖縄そばで、スッキリとしたスープの美味しさが印象的でした。
派手さはありませんが、じんわり染みる、また食べたくなる沖縄そばです。

本土からのお客さんをお連れしても喜ばれるお店だと思いますので、是非利用してみてください。



ドリンクは、セルフでアイスコーヒーとアイスティーがサービスです。
沖縄では定番の甘いアイスティー
汗ばむこの季節に嬉しい、まーさん。




豊見城市沖縄そば一覧】

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