ども、さんぺいです。
専門店だけでも300以上あると言われている沖縄そば。
1つの県にこれだけ集中して麺料理の専門店があるのってすごい事ですが。
そういえば沖縄そばの複合施設って無かったなと。
ラーメンだと「新横浜ラーメン博物館」が有名ですが、東京駅のラーメンストリートだったり、博多駅の博多めん街道など、集合してある施設ってすごく便利なんですよね。
本部町に「沖縄そばMUSEUM」ができたと聞き訪問しました。
「JOINT SQUARE OKINAWA」という施設がリニューアルオープンし、7月29日に「海と星の町もとぶ」として沖縄そばに特化した施設になったとのこと。
場所は、本部町大浜。
美ら海水族館への通り道にもなる地域に店があります。
目立つ外観で、お洒落な雰囲気。
建物の横に駐車場が設けられています。
特徴は、沖縄そばの専門店が集まっていること。
これなら、好きな沖縄そばを選んで食べたり、複数の沖縄そばを食べ比べできますよね。
現在は、「中山そば」「美月そば」が入居しており、今後継続的に店舗が増えて行くようです。
オープンなフロアに、各店舗が入る形式。
ショッピングセンターのフードコートをイメージすると良いかもしれません。
「美月そば」は7月にオープンしたばかりの新店です。
複合施設の1番良い点は、何と言っても選べる楽しさ。
今後お店が増え、スープの味や麺の種類、サイドメニューの選択肢が増えるとさらに面白くなるはず。
席数が多いのも特徴で、これなら団体客でも大丈夫。
観光など大人数での利用にも最適です。
大小のテーブル席に、カウンター席もあるので一人で利用も安心。
今回は、1970年創業、名護の老舗『中山そば』をチョイスしました。
注文は全店共通で、タッチパネルの券売機で行います。
『中山そば』のメニューは、オーソドックスに三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨ソーキそばのラインナップ。
全部載せ的なミックスそばに、サイドメニューには定番のジューシーもあります。
今回は、『中山そば』で、三枚肉そば(中)800円をいただきました。
透明なスープは、見た目通りあっさりとした優しい味わい。
尖ったところがなく、味付けも塩中心で甘味も感じます。
魚介系の旨味が効いていて美味しい。
油感もほどよく、満足感もしっかりあってどんどん飲み進めてしまう。
麵は、『中山そば』の特徴でもある幅広の平打ち麺。
この幅広さが独特の食感を生み出します。
北部で人気のタイプですが、『中山そば』は硬さもしっかりあるのがポイント。
もっちり感もある、美味しい麺でした。
三枚肉はシンプルですが厚みがあって食べ応えも十分。
味がよく染みていて、脂身の部分まで美味しい。
甘めの味付けでこちらも優しい印象。
ニュータイプの施設で、老舗の味を堪能しました。
こうやって一つの場所で、新旧の沖縄そばを一度に味わえるのは施設ならではですね。
「沖縄そばMUSEUM」は席数も多めなので、大人数や観光にも重宝しそうです。
この日も、観光のお客さんがたくさん訪れていました。
ミュージアムの今後の展開に注目です。