さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

ちょーでーぐぁ 6 夏にぴったりの青唐辛子そば


ども、さんぺいです。

お昼は、西原町にある『ちょーでーぐぁ』を訪問しました。
おそらく、ブログとか関係なく沖縄そばを普段使いで一番食べているであろうお店。

迷ったらココ的な安心感があります。

okinawasoba.hatenablog.com
スリムクラブの内間さんに、お薦めの沖縄そばとして紹介したのも『ちょーでーぐぁ』でした。

味はもちろんですが、利便性が良い、接客が良い、居心地が良い、それらも大事な要素ですよね。
すごく重宝してます。




場所は、西原町呉屋。

沖縄そば屋としてはキャパは大きめなので、席数も多く、家族連れや会食にも便利です。
店舗前に駐車場が確保されています。


 

明るい雰囲気の店内。
いつも活気があります。

オープンな感じなので、入る時に変に構えないのが良いんですよね。

フラッと寄れる気軽さがあって、常連さんが多いのも頷けます。



席は、小上がりの席に、テーブル席、カウンター席があります。

カウンターも大きめで、私のようなひとり客でも気を使わないので助かります。

子ども用の椅子なども用意されているので、小さな子供連れも安心です。



『ちょーでーぐぁ』の陰の主役、もずくの食べ放題。

待ち時間に食べても良し、沖縄そばと、合わせても良し。



タレを多めにかけるのがポイントです。

こののど越しが堪らない。

 

 

『ちょーでーぐぁ』の最大のポイントが、この自家製生麺。

太麺と細麺が選べるのはもちろん、月桃、アーサ、フーチバーなど沖縄の特産物を練り込んだ麺が複数あり、この建物で製造されています。

okinawasoba.hatenablog.com
私の一押しは、イカ墨麺。
内間さんにも食べてもらった、他で食べることができないオリジナルな逸品です。



このオリジナル麺の多さの結果、無数の組み合わせが可能です。

しかも『ちょーでーぐぁ』では「冷やし」の沖縄そばもメニューにあり、まさに選択肢は無限。

何回食べても終わりがないところ沖縄そばマニアとしては嬉しいところ。



今回の目当てはこちら、8月末までの限定品「青唐辛子すば」。

残り僅かということで、慌てて駆けつけました。



『青唐辛子すば』800円です。

ルックスはシンプルで、三枚肉の豚肉、白髪ネギに、青唐辛子がパラリと載った一杯です。

辛さの調整用に青唐辛子が別皿で付いていて、好みで足していきます。




どんな方向からくるか全く予想出来なかったのですが、スープを飲むと、後からピリリとくる心地よい辛さ。

ベースは、『ちょーでーぐぁ』基本のスープなのですが、スープが持ってる良さを崩すことなく、清涼感と、刺激をプラスしてくれます。

店の良さである、繊細な出汁の美味しさが100%感じられるのが良いですね。

魚介系の出汁が効いた、クリアで奥行きがあるスープで、いつ飲んでも美味しい。



そこにプラスされる青唐辛子の辛味。

激辛という感じではなく、後からくる辛さで、スープを引き締めてくれます。

独特の風味が食欲を刺激し、まさに夏にピッタリの沖縄そば



合わせたのは細麺。

自家製の生麺で、強いコシがあり、歯ごたえがしっかりあります。

ゆるくウェーブがかかってストレートに近い麵は啜り心地もばっちり。

絶妙といっていい硬さで、この店では、最近太麺から細麺派になっています。




三枚肉は、甘辛に上品な味付け。

スープを邪魔しない控えめな濃さで、柔らかさもほどよい感じです。



辛さの染みた白髪ネギと青唐辛子。

少量でもインパクトのある辛さで、スープに溶け出すことで全体のイメージがこんなに変わるんだと思いました。

赤唐辛子のような激烈な感じだけでなく、清涼感ある風味が特徴です。
辛いんだけど、どこか涼しさも感じられるそばになっています。



ぱらっと仕上げたじゅーしーも最高。

控えめで優しい味付けは、スープとの相性が抜群なんです。

じゅーしーとスープを交互に味わう、この組み合わせが至福。

黄色い漬物も何気に美味しい。



清涼感のある辛さが食欲を刺激する夏らしい一杯。
特に青唐辛子が効いたスープがクセになる。

『ちょーでーぐぁ』の多彩なメニューには、引き出しの多さにいつも驚かされます。
工夫はあっても、出汁や麺の美味しさを活かす沖縄そばの本道から外していないのも良いところ。

8月末までと、あと僅かなのですがチャンスがあれば是非食べてみてください。



西原町沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com