今日の沖縄は、旧盆の初日、ウンケー(お迎え)にあたります。
台風9号の影響で、風雨が強まっていて、公共交通機関も15時から止まるようです。
沖縄に住んでいると、台風は年中行事のようなものですが、今回の台風はかなり大型。
皆さん、対策は万全でいきましょう。
雨が強くなる前にと思い、11時に、浦添市当山にある『宮良そば』を訪問しました。
創業は昭和61年(1986年)と、実績ある沖縄そば専門店です。
場所は、330号線を南向けに走って、左手の通り沿い、目立つ店構えです。
店頭に、駐車場がありますよ。
店は、テーブル席、座敷、カウンターがあり、席数も多く、利用しやすい雰囲気。
沖縄そば以外にもちゃんぷるーや、煮付けなどの定食があり、サイドメニューも豊富なので、家族連れも利用しやすいはず。
『宮良そば』の特徴は、なんと言っても、「八重山そば」が食べられること。
沖縄そばは、豚骨と鰹節で出汁を取り、沖縄そばの麺を用いるといった基本的な仕様がありますが、地域ごとに少しずつ違った特徴があります。
「八重山そば」は、石垣島など八重山で食べられている沖縄そばの一種で。
沖縄本島で食べられているそばとの違いに、
①平打ち麺ではなく、丸麺を使用。麺はやや柔らかめ。
②具材は、かまぼこ、豚肉を細切りにして乗せる。
③香辛料として、八重山独特の、「ピパーチ」を用いる。
などがあります。
今日の目的も、「八重山そば」を食べること。
八重山そば(中)670円をいただきました。
写真で、分かるでしょうか。
沖縄本島の麺が、平たく角ばっているのに対して、「八重山そば」の麺は、丸く中細の麺になっています。
食感の違いも、そばを食べる楽しみの一つです。
そして、具材は、味付けされた、かまぼこと豚肉が細切りで入っています。
これが、そばの麺とよく合うんですよね。
途中からは、八重山独特の香辛料「ピパーチ」をかけて、風味を味わいました。
胡椒の一種のようですが、味、辛さ、刺激といったよりは、香りの効果が一番あるかなと思います。
表現が難しいのですが、バニラのような甘い香りがするんですよね。
久しぶりに「八重山そば」を堪能でき、満足でした。
沖縄本島で、「八重山そば」を食べられる店は少ないので貴重です。
メニューも豊富で、オペレーションもスムーズなので、会食などにもとても便利なお店です。
サイドメニューの旨肉丼。まーさん。
実は、「骨汁」が有名なお店。
【八重山そば一覧】