ども、さんぺいです。
最近、何か足りてないなーと思って考えてたら、そうか「玉家」が足りてなかったかと気づきました。
okinawasoba.hatenablog.com
実は、以前家の近所に『玉家 前田店』がありよく通っていたのですが、前田店閉店にともない『玉家』に行く機会が減っていたのです。
ビタミンが不足すると果物を欲するように、やっぱり『玉家』成分が少なくなると、なんだか体が『玉家』を欲するんですよね。
日々、沖縄そばをよく食べてはいるのですが不思議です。
今回訪問したのはこちら、豊見城にある『玉家 豊崎店』です。
「豊崎」は、「アウトレットモールあしびなー」をはじめ商業施設が集中する地域で、ショッピングでも、観光でも人気のエリア。
そんなお洒落エリアに店はあります。
意気込んで11時前には到着したのですが、開店前からすでに行列が出来ているのはさすが人気店。
お店の横に駐車場が用意されています。
余裕を持って確保されていますが、それでも人気のためすぐに満車に。
整頓された綺麗な店内。
シンプルな内観ですが、香辛料から飲み物まで必要なものがしっかりと整えられていて、めちゃくちゃ好みの雰囲気。
たくさんのお客さんで賑わうお店ですが、清潔に保たれているのも素敵だと思います。
席は、カウンター席と、テーブル席、小上がりの席があります。
中央のテーブル席も、カウンター形式で食べられるようになっているので、私のようなひとり客でも利用しやすいです。
もちろん、家族連れなど団体客にも人気で、この日も幅広い層のお客さんが訪れていました。
『玉家』の有名なポイントが、注文後の提供の速さ。
案内から提供までとてもスムーズで、このスピード感も『玉家』の魅力ですよね。
そして、沖縄そばはいつも熱々(アチコーコー)。
今回は、ソーキそば(大)850円をいただきました。
メニューは他に、三枚肉そば、てびちそば、ミックスそばがあり、どれも定番。
サイドメニューにはジューシーといなりがあります。
きた、きた!
これ、これ!
まず、最初のひと口目から、一気に広がる鰹節の香り。
エッジの効いた鰹出汁がたまりません。
スッキリとしていて雑味がない、本当にクリアな味わい。
身体中に、出汁の美味しさが染みわたっていくのを感じます。
鰹出汁の効いたスッキリとしたスープが特徴ですが、しっかり満足感もあって動物系とのバランスもほんと絶妙なんです。
飲むほどに美味しく感じるスープ。
どんどん引き込まれてしまう。
過不足が無いというか、とにかく余計なものは無くて必要なものが全部入っていると感じる激旨なスープ。
円やかなな甘みに、うっとりします。
そして、『玉家』と言えばの亀浜製麺。
この組み合わせがゴールデンルール。
細めの麺は、コシがあって歯応えの良い麺。
長めの麺は啜る快感があるし、のど越しもたまらない。
麺量はしっかりなんだけど、食べ終えた時に不思議ともっと食べられたかもと思ってしまう。
この魅力って何だろう。
厚みがあって、肉身のしっかりとした本ソーキ。
甘辛によく味が染みていて、まさにキングオブ豚肉。
このソーキにかぶりつくのが、沖縄そばのひとつの楽しみ。
たくさんの沖縄そば専門店がありますが、『玉家』の本ソーキは本当に美味しい。
個人的ベストに入ります。
大きさも食べやすいサイズになっているのが嬉しいですよね。
味付けも濃すぎず、薄すぎず、スープとのバランスを壊さない、完璧に好みでした。
美味しさの期待値を軽く超えていく『玉家』。
期待を裏切らないのって、実は凄いことだと思うんです。
自分の中で、この安定感は沖縄そばの中でナンバーワン。
いつどんな時に、自分のコンディションがどうであっても、美味しく食べられる沖縄そば。
一見シンプルな沖縄そばに見えながら、その存在は稀有(けう)だと思います。
派手じゃない、凝り過ぎてないからこそ、明日も食べたくなる沖縄そば。
だから今日も、『玉家』を欲して、車を走らせるのです。