ども、さんぺいです。
website.hankyu-dept.co.jpこのたび阪急百貨店に声かけいただき、6月5日(水)~10日(月)に開催される「おいしいかわいい沖縄展2024」に、私さんぺいが参加することが決まりました。
催事期間中に、沖縄そばの魅力をお話するトークイベントを行います。
近隣の方は是非、遊びに来てください。
もちろん、本場の沖縄そばを食べることもできます。
そこで緊急企画、さんぺいの沖縄そば以外の麺活の様子を少しお伝えしようと思います。
沖縄そば大好きで日々食べ歩いている私ですが、もちろん他の麺類も大好きでして。
勉強も兼ねて全国の麺類を食べ歩いています。
今回は、昨年(2023年9月)に訪れた、大阪うどんの旅をお届けしようと思います。
今回の旅で、注目したのは大阪うどん。
過去の「さんぺいの麺活」の中でも、香川県の讃岐うどんや、福岡県の柔らかいうどんなどを追いかけてきた私。
正直、大阪と言うと、お好み焼き、タコ焼きなどの粉ものは言うに及ばず、串カツ、スパイスカレー、鍋などグルメの宝庫で、地方の私からするとうどんのイメージが薄かったのですが。
しかし、調べていくと地元の方々に愛され続けて、深く文化として根付いている大阪うどんの存在が浮かび上がってきました。
他のうどんとどう違うのか、その特徴や魅力など、沖縄そば好きの視点から大阪うどんを食べ歩きの様子をレポートしようと思います。
プチ旅行記を楽しんでいただけたら幸いです。
大阪うどんの旅、1軒目は『うさみ亭マツバヤ』。
関西空港から直行した、今回必ず行きたかったお店。
1893年創業の老舗で、なんとあの「きつねうどん」発祥の店と言われているです。
場所は、心斎橋駅の近く。
商店街の中に佇むように店はありました。
年季が入った店内は、歴史がそのまま魅力になっています。
この雰囲気大好きだなぁ。
メニューは、きつねうどんを筆頭に、天ぷらうどん、肉うどんなどかなり豊富。
そして、ここ『うさみ亭マツバヤ』は、「おじやうどん」が美味しいお店としても有名なんです。
迷いましたが、Twitterのフォロワーさんに教えてもらった、「おじやうどん」にきつねをトッピングするという組み合わせをチョイス。
これだと、2大看板メニューが一度に楽しめるんです。
他では食べられないおじやうどん。
名前のとおり、鍋のうどんにライスが入って、おじやも楽しめるというスペシャルな一品です。
まず、見た目のとおり、めちゃくちゃ具沢山で豪華です。
スープは、最初は薄味なのに驚きました。
すごく繊細なお出汁。
徐々に旨味が広がっていく、奥行きのあるスープ。
尖ったところが全然ないのも印象的でした。
麺の第一印象は、めっちゃ柔らか。
コシの強さという感じはなくて、福岡のうどんのフワッと感とも違う、柔らかさ。
実はこれがおじやにめちゃくちゃ合うんです。
具はそれぞれが美味しく、しっかり味付けされた椎茸。
ご馳走なアナゴまで入ってる。
卵は混ぜて食べると最高。
スープにコクをプラスしてくれ、もちろん、おじやとも良く合います。
隠れている鶏肉は、すごくジューシー。
刻まれて入っている油揚げは、スープを吸っていきさらに美味しくなります。
ネギは、清涼感をプラス。
途中から登場するおじや。
お出汁を吸ったおじや、具材と混然一体となって、もう間違いなく美味いです。
別でいただいたきつね。
想像以上に、厚くて、大きい。
上品な甘さで、しつこさは全くなく、スープにもよく合っていました。
今回の旅を通じて思いましたが、沖縄でこんなにきつねを美味しいと思った経験がなく、やっぱり本場は違うなと痛感しました。
優しいお出汁に、バラエティ豊かな具材、おじやと合わせても美味しいうどん。
大満足な一杯でした。
おじやと合わせることでボリュームも増し、2倍も3倍も楽しめる、大阪の合理性が生んだ逸品だと思います。
行けて良かった。
※情報は、2023年9月訪問時のものになりますのでご了承ください。
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