さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

沖縄そば 金匠(きんしょう)

ども、さんぺいです。

今年は本当に沖縄そばが豊作の年になりました。
那覇市国際通りなどの都市部だけでなく、県内で幅広く沖縄そばの出店が続いています。

そばじょーぐー(沖縄そば好き)の間でも、新店訪問が追いつかないことがよく話題に上がるほど。

気づけば新店は26店舗目です。



今回は、うるま市字具志川で2024年9月22日にオープンした『沖縄そば 金匠(きんしょう)』を訪問しました。

ベテランのお店から、ニューウェーブのお店まで個性的なお店が揃っているうるま市

うるま市にまた特徴的な沖縄そば屋さんが誕生です。



場所は、具志川の県道8線沿い。

道沿いにあって、目立つ看板なのですぐに分かると思います。

店舗前に駐車が可能。



さらに、店舗下にも駐車スペースがあります。



店内は、厨房を囲むようにL字型のカウンターになっています。
赤と黄色のビビッドな配色が印象的。

オープンキッチンになっていて、厨房の活気が伝わります。

接客の声も響く店内は自然とテンションが上がり、待っている間にも高揚感が。



奥には小上がりの席もあり、家族連れも安心。

色んなシチュエーションで活躍しそうです。



注文は食券制です。

三枚肉そば、軟骨ソーキそば、本ソーキそばが基本のメニュー。
全部載せ的な「金匠そば」も選べます。

唐揚げやメンチカツが付いたライスセットも嬉しいですね。

珍しいのが、サイドメニューのジューシーのほかに、「ダイブ飯」60円が用意されています。



『金匠』の特徴が、2枚看板のスープ。

「カツオ味」と「豚骨味」が選べます。

「カツオ味」は、鰹出汁をベースにしたすっきりとしたスープの、オーソドックスな沖縄そば
「豚骨味」は、豚骨を時間をかけて煮込んだ、濃厚でまろやかなスープが特徴とのこと。



店員さんにお聞きしたら、まずはスタンダードな「カツオ味」がお薦めとのことで、「カツオ味」をチョイス。

三枚肉、本ソーキそば、軟骨ソーキと3種類の豚肉が楽しめる「金匠そば」950円をいただきました。



丁寧に取られた鰹節の効いたスッキリとしたスープ。

あっさりですが、後を引くような美味しさがあって、余韻が残るそんな感じです。

油感もあるので、単純なあっさりではなく飲み応えもしっかり。

これは満足感あります。



麵は、中細ストレートの茹で麺。

滑らかなストレートなので、啜り心地もばっちり。
ズズッと啜る快感が味わえます。

伸びやかな感じが印象的で、細めですがもっちり感もあって、スープに負けない存在感を示しています。



肉量も遠慮ないボリュームの『金匠』。

見た目からもう美味しそうですよね。


よく煮込まれていて、風味もある三枚肉。



キングオブ豚肉な、骨付きの本ソーキ。

かぶりつく様に食べるのが堪らない。



トロトロに仕上げた軟骨ソーキ。


豚肉の食べ比べもできるので「金匠そば(ミックスそば)」お薦めです。



ユニークなのが、沖縄そばでは珍しい「ダイブ飯」があるところ。

ラーメンではお馴染みですが、スープを少し残して、最後にライスをドボンしていただきます。



勇気が入りましたが、これはやっぱり美味しい。

「ダイブ飯」に入っている梅が、沖縄そばのスープ、ライスと混ざり合い、また違った魅力を引き出してくれます。



次々に生まれる新しい沖縄そば屋。

伝統的な沖縄そばをベースにしながらも、それぞれ味やサイドメニューに工夫を凝らし、新しいことにチャレンジしているのを感じます。

この日もオープン前からたくさんのお客さんが訪れていました。

地域に育まれながら、この味もまた定着していくんでしょうね。


限定麺など展開も楽しみ、今後期待のお店です。




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