ども、さんぺいです。
沖縄そばには色んな魅力がありますが、早くて、安くて、旨い、勤め人の「戦闘食」でもあります。
明治期に一般に食べられるようになった沖縄そばですが、特に日本に復帰した1972年前後にお店が増えたと言われています。
最近万博が話題ですが、実は沖縄でも1975年に沖縄海洋博が行われた歴史があります。
そんな建築業が忙しかった時代に、腹持ちがよく、リーズナブルな沖縄そばが好まれたというわけ。
今回訪問した『沖縄そば エッチャン』は、勤め人のオアシスのようなお店でした。
開店直後から、建築関係や営業職の方がどんどん入ってきて、そばを啜って出ていきます。
それをテキパキとさばいていく店主さん。
すごい人気に驚きました。
場所は、琉球大学の西原口近く。
国道330号線からも近く、交通量の多い立地なのでアクセスしやすいこともポイントなんでしょうね。
店舗前に駐車場が用意されています。
階段を登って2階にお店があります。
店内入口。
お店はカウンター席が多いのが特徴。
オープンキッチンの前や、窓際など基本カウンター席になっており、仕事の合間に一人でも利用しやすいんです。
もちろん開放的で誰でも入りやすい雰囲気。
お店の方も気さくなので、初めてでもフラッと寄れる、そんなお店です。
一人の場合も、気兼ねせずに食事ができるのがポイント。
この日も営業や、サラリーマンの方が多く利用していました。
作業着で数名でのお客さんもいて、職種も多様です。
テーブル席も少しあります。
嬉しいのが、フーチバー(よもぎ)のサービス。
自分で量を調整できるのもありがたい。
お好みでどうぞ。
ただし、インパクトが強い香草なので、初心者は量に注意です。
『エッチャン』のメニューは、近日中に価格改定を予定されているそうで撮影はNGでした。
注文は食券制になっています。
基本の軟骨ソーキそば、三枚肉そば、てびちそば、ゆし豆腐そばがあり、それぞれ(並)(大)が選べます。
お肉全部載せ的な「三品そば」も。
ジューシーが付いたセットメニューも人気です。
今回は、軟骨ソーキそばセット(並)をいただきました。
大ぶりの軟骨ソーキが入ったそばは、ジューシー付きで750円(価格改定の予定あり)。
リーズナブルですよね。
醤油も効いた輪郭のはっきりしたスープ。
動物系と魚介系バランスの良い出汁で、さっぱりとしていて止まらなくなります。
飲みやすいスープという印象で、軟骨ソーキと合わせて食べると丁度良い感じ。
ストレートな美味しさがあって、飾らないけど、毎日でも食べたくなる味。
日常食は、飽きがこないのも大事な要素。
麺は、安定の細麺ストレートの亀浜製麺。
信頼感しかないですね。
提供スピードも速く、すっと啜れる麺。
重たくなりすぎず、昼食にはぴったり。
なにより、美味しい。
ほとんどのお客さんが注文していた人気の軟骨ソーキ。
大ぶりで食べ応えあります。
甘辛で、味クーター(濃い)に仕上げているのが特徴で、かぶりつくのが最高。
結び昆布が入っているのも『エッチャン』の特徴。
柔らかく、味付けも絶妙な昆布を、沖縄そばのスープと一緒に食べるのが美味しいんです。
昼時は、どんどんお客さんが入ってきますが、手際よくこなされていました。
基本セルフのお店で、食器の返却などもお客さんが行いますが、お客さんも慣れた様子。
満足感がしっかりある軟骨ソーキそばで、フーチバーもサービス。
これはリピートしたくなる訳だ。
財布に優しく、胃袋にも嬉しい。
観光客はこないかもしれないけど、これもまた町の名店です。
肉量多めで、にんじん、ひじき、具沢山のジューシー。
ガッツリ仕様で、油も良い感じ。
まーさん。
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