さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

きんそば 3

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沖縄そばの楽しみって、本当に無数にあるんですけど。

麺もその一つ。
一見みんな同じように見える沖縄そばの麺ですが、沖縄そば専門店の麺にはそれぞれ個性があって面白い。

太さや長さも違いますし、コシの強さやもっちり感などの食感、啜り心地も違います。



沖縄そばの好みは、こってりやあっさりなどスープの違いによるところが大きいですが、麺の好みも大きいですよね。

自分に合った好きな麺を探して、沖縄そば食べ歩きをするのも楽しいんじゃないでしょうか。



okinawasoba.hatenablog.com

沖縄そばの麺の分類について、以前ブログでまとめてみたので興味があったら読んでみてください。




そんな、沖縄そばの麺で、最近増えてきているのが、麺の種類を選べる沖縄そば専門店。
先程紹介した通り、沖縄そばの麺には形状や素材、もっと言えば、生麺か茹で麺かの大きな違いもあり、それぞれ特徴があります。

だから、一店舗で色々な麺が味わるのはありがたい。

自分の好みに合った麺を探しながら食べるのも面白いし、その日の気分でチョイスすることもできます。



那覇市首里平良町にある『きんそば』も3種の個性的な麺から選べる沖縄そば専門店です。

2019年にオープンしたお店で、首里儀保十字路を西原方面へ進んで左側にあります。
のぼりが立っているのでお店はすぐに分かるはず。店舗前には駐車場もあります。



<『きんそば』のホームページ>

https://kinsoba.ti-da.net/


清潔感のあるお店で、ふらっと入れる雰囲気も良い。
アットホームなお店です。



f:id:sanpei808:20210906062403j:plain麺は、3種類から選べます。

しかも、オリジナルの特注生麺があるんです。
沖縄そばは一般的には茹で麺が多く、自家製や特注になる生麺のお店は希少。

生麺には、①通常の生麺と、②全粒粉入り生麺があり、さらに一般的な沖縄そばの③茹で麺も選べます。



前回は・・・

okinawasoba.hatenablog.com
①の『きんそば』オリジナルの生麺。

okinawasoba.hatenablog.com
③の茹で麺。

を食べていたので、今回は②の全粒粉入り生麺をいただきました。
こうやって、麺を食べ比べする楽しみもあるんですよね。

f:id:sanpei808:20210906064056j:plain今回は、ソーキそば600円で。



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『きんそば』のソーキそば。

ソーキは、軟骨ソーキで、かまぼこにネギとオーソドックスな沖縄そば
澄んだスープが美味しそう。


f:id:sanpei808:20210906065347j:plain麺、分かりますか。
全粒粉入りの生麺です。

通常の沖縄そばの麺よりもかなり太めの力強い麺です。
コシがあり、こまかく縮れがはいっていて、食べ応えは抜群。

全粒粉入りと言うことで風味もあって、麺自体の個性が光っていました。
まさに噛み締めるように食べるといった感じ。
ひと口ひと口がしっかり美味しいです。


f:id:sanpei808:20210906065944j:plainスープは見た目どおりのスッキリとした味わい。

鰹と昆布で出汁を取っているとのことですが、少し酸味があって魚介の出汁が効いたスープで、旨味十分でした。
味つけも程よくて、最後までしっかり飲み干せます。



今回は、麺の注目して食べてみましたが、特注の生麺すごく良かったです。
私は、3種類の中では、②の全粒粉入り生麺が1番好きかも。

こうやって色々と比べながら好みの麺を探していくのも楽しみの一つです。

沖縄には、こうして麺を複数種類から選べる沖縄そば専門店が複数あるので、皆さんも試してみてください。




那覇市沖縄そば一覧】

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