ども、さんぺいです。
2024年も沖縄そばの新規開店が止まりません。
私が知っている範囲でも毎月1店舗ほどがオープンしています。
この小さな島で、1つの麺料理専門店がこれだけ次々と誕生しているの凄くないですか?
沖縄そばのポテンシャルと、沖縄が持つエネルギーを感じます。
今回も6月29日にオープンしたばかり、読谷村の『座喜味そば』を訪問しました。
沖縄そばをイメージしたロゴも可愛い、出来立てほやほやのお店です。
場所は、読谷村役場の近く。
少し奥まった住宅街の中にあり、初めて訪問する方にはナビの使用がお薦めです。
沖縄そばののぼりを目印に、角を折れて進んでいきます。
2階建ての建物に、『座喜味そば』の大きな文字が。
真新しい建物の1階がお店になっています。
店頭と、店の右手に駐車場が確保されており、余裕を持って車を停めることができます。
簡潔でシンプルな内装の清潔感がある店内。
カジュアルな雰囲気で、初めてでも入りやすい雰囲気。
最近の沖縄そば屋さんはどこもお洒落ですね。
オープンしたばかりということで、店内にはたくさんの花が飾られていました。
席は、カウンター席に、テーブル席、奥に座敷があります。
この日も開店直後からすぐに大勢のお客さんが訪れていました。
生姜はテーブルに無いので、セルフで冷蔵庫から取り出すスタイル。
丁寧に一皿ずつ用意されています。
紅生姜ではなく刻み生姜なのは、スープへの配慮なんでしょうね。
細かい点にも気を使われています。
『座喜味そば』のメニューです。
三枚肉、塩軟骨ソーキ、本ソーキなどが揃っていて、三枚肉と塩軟骨ソーキが載った「座喜味そば」が看板メニュー。
素材には、県産ブランド「紅豚」を使用しているんだそう。
今回は「座喜味そば」(並)880円をいただきました。
大ぶりの具が印象的なルックス。
塩軟骨ソーキが2つ、肉厚の三枚肉が2つ載っていて、器を覆うのような大きさ。
玉子焼きの黄色も鮮やかです。
スープは、豚、鶏肉、昆布、鰹などで出汁を取っているそうですが、バランスがとても良いのが印象的でした。
味付けも塩味で優しく。
何かが主張するという感じじゃなく、調和が取れた穏やかな美味しさです。
すごく安心する味。
動物系のコクも、魚介系の出汁もじんわりと染みるスープ。
雑味がなくて、丁寧に作られていのが伝わってきます。
これはどんな人でも最後まで飲み干してしまうはず。
麵は中細でウェーブの入ったコシのあるタイプ。
少し硬めの食感で、好みでした。
薄く白濁したコクのあるスープとも良く合います。
印象的だったのが塩軟骨ソーキ。
とろりと仕上げていて、控えめに上品な塩味が絶妙です。
新店で、こんなに美味しいソーキに出会えるなんて。
三枚肉もしっかり厚みがあって、食べ応えあり。
こちらも控えめな味付けで、濃すぎず、スープとのバランスも良かったです。
インパクト重視ではなく、普通の沖縄そばを丁寧に、丁寧に作っていったらこうなったという感じ。
じんわりと広がる出汁が美味しく、最後まで無理なく食べられる優しい味付けも嬉しい。
雰囲気も良くて、友達にそっと教えたくなるようなお店です。
どストライクだったジューシー。
出汁の感じ、油の感じ共に好みで、味付けはごく控えめだけど具沢山で食べ応えはバッチリ。
まーさん。
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