このテーマ【沖縄そばと本】では、私が出会った沖縄そばに関する本を紹介していきたいと思います。
これを読んでくれて、こんな情報もあるよ!とアドバイスをいただけたら、凄く嬉しいです。
マニアックな企画ですが、沖縄そばの世界を読者の皆さんと一緒に探訪できたら嬉しいです。お付き合いください。
【沖縄そばと本】、6回目は、マンガ、『ラーメン発見伝』です。
『ラーメン発見伝』は、全26巻で、『ビックコミックスペリオール』で連載されていた、ラーメンを題材としたマンガです。
ラーメン好きにとっては、バイブル的な存在で、私も大好きなマンガです。
『ラーメン発見伝』で、スープの構成や、経営の実事など様々なことを知りました。
特徴は、ラーメンに関してリアルな考察がなされている点で、このマンガでラーメンに興味を持ったという読書もたくさんいると思います。
最近では、続編マンガ『ラーメン才遊記』をもとにした、テレビドラマ『行列の女神』が放送されるなど、世界はマンガ以外にも広がっています。
第17巻で、主人公の藤本たちが、沖縄料理するフェアを開催するための調査として、沖縄を訪れる話が、153〜156杯目(回)であるんです。
この中で、藤本たちは沖縄そばを食べ歩くのですが。
実在する沖縄そば専門店が出てきて、沖縄そば好きとしては、とても興味深い内容になっています。
面白いのが、「ラーメンの観点」から沖縄そばについて語っている所。
沖縄そばを紹介した本や雑誌はありますが、沖縄そばのオリジナリティを強調するものが多く、ラーメンと比較したものは少ない。
支那そばから派生したラーメンと沖縄そばは、材料も近く、いわば親戚どうしです。
だから、ラーメン側から見た沖縄そばの麺やスープの特徴を知ることで、沖縄そばの特性がより浮かび上ってくるんです。
考察が、とても良くできているので、是非『ラーメン発見伝』第17巻読んでみてください。
さらに、実際にある沖縄そば専門店が紹介されていれのも、沖縄そばファンとしては嬉しい。
複数の店を訪れるのですが
那覇市識名の『てんtoてん』では、沖縄そばの美味しさを発見し。
〈『てんtoてん』の過去記事〉
那覇市『大東そば』では、麺へのこだわりを知り。
〈『元祖 大東そば』の過去記事〉
名護市『新山食堂』では、てびちに感心。
〈『新山食堂』の過去記事〉
ほかに『きしもと食堂』や、『てだこそば』、『一方通行』(閉店)なども紹介されています。
〈『きしもと食堂』の過去記事〉
マンガの世界の中で、自分が知っている店が出てくるのは不思議な感じがして、面白い。
『ラーメン発見伝』は、ラーメンのうんちくはもちろん、物語も楽しく読めるのでお薦めです。
自宅で過ごすことが多い昨今、マンガなどいかがでしょうか。