さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

うりずん 沖縄料理の名店で沖縄そばを

ども、さんぺいです。

お正月の機会に、泡盛と沖縄料理の超有名店『うりずん』を初訪問できました。

名前はもちろん知っていましたが、これまで機会がなく。
今回、友人が本土から帰省するのに合わせて店を予約しました。




沖縄が本土復帰した1972年に創業した『うりずん』。

泡盛の魅力を伝え続け、沖縄料理にこだわったお店で県内外に多くのファンを持つ老舗です。


沖縄好きなら必ず名前を聞いたことがあるはず。



場所は、那覇市安里で、沖縄都市モノレール「安里駅」からすぐ。

最近だと、居酒屋も多く立ち並ぶ人気スポット「栄町」の近くです。

開発が進む沖縄で、これだけ年季の入った建物を見る機会も少なくなりましたが、都心の中にあって凛として佇む姿が印象的でした。



全てに味がある店内。

店に入ると、空気が一変するというか、別世界のよう。



この雰囲気に包み込まれるのが幸せです。



1階がカウンター席とテーブル席、2階が座敷となっています。




時間を重ねる泡盛たち。



『うりずん』のメニューです。

これだけの沖縄料理が食べられるお店は、私も経験ありません。



もちろんここに来たら泡盛を。



店オリジナル古酒の泡盛をゆっくり楽しみました。



そして、一度食べてみたかった『うりずん』の沖縄そばを注文。

三枚肉にかまぼこ、ネギ、紅生姜とまさに伝統の沖縄そば。

私たち沖縄県民が、イメージする「沖縄そば」そのままです。

スープは、鰹出汁と豚出汁を合わせた、ベーシックなタイプ。



素朴で、だけど味わい深い、出汁の美味しさがメインの沖縄そば。

ギミックや変化球はなく、あくまで直球。

後味はスッキリです。



麺は、細めのストレート。

コシがしっかりあって、歯応えのある麺。

のど越しも良く、たくさんの料理をいただいた後だったのですが、無理なくいただける麺でした。



伝統的な三枚肉の味付け。

細部まで美味しい。



沖縄そばの他にも、沖縄の郷土料理をたくさんいただきました。

田芋と豚肉、かまぼこ、しいたけを混ぜたドゥルワカシー。




豚肉に黒ゴマをまぶしたミヌダル。



沖縄そばの麺を用いたイカ墨焼きそば。



豆腐ちゃんぷるー。




絶品な沖縄料理の数々をいただきました。

沖縄に長年住んであらためて思いますが、泡盛はやっぱり地元の料理と合わせるのが1番美味しい。

沖縄の風土に育まれた泡盛と料理ですから、当たり前といえば当たり前ですが、そんなことを感じました。

泡盛の最後に、是非、沖縄そばも召し上がってください。



okinawasoba.hatenablog.com
『うりずん』創業者の娘さんが営まれている同じ安里にある『つばめ御茶屋御殿』。
こちらのお店もお薦めです。




【那覇市の沖縄そば屋一覧】

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さんぺいが、雑誌『ディスカバー・ジャパン』の沖縄特集で沖縄そばに関する記事を書きました。ディープな沖縄情報が満載です。