さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

すば処 うゎちち 2 本ソーキそば

ども、さんぺいです。

今回は、沖縄本島中部地域の中でも特に好きなお店『すば処 うゎちち』を訪問しました。



何度も訪問していますが、毎回新鮮な驚きがあります。

期待して食べても、期待を超えてくるって凄い事ですよね。

気になる店名の「うゎちち」は、沖縄方言で「天気」を意味するんだそうです。

朝10時の開店に間に合わせて訪問しましたが、すでにお客さんが。

地元の常連さんを中心に、幅広くファンのいるお店としても知られています。



場所は、沖縄市比屋根。

県総合運動公園近くで、国道331号線からアクセスも容易。

住宅地の中にお店があり、店舗前と横が駐車場になっています。



看板猫がお出迎えしてくれました。

かわゆす。



整頓された明るい雰囲気の店内。

席は、テーブル席と、カンター席、座敷があります。

10時と早い時間帯ということもあって、ひとり客の常連さんが多く訪れていました。



厨房横の方にはカウンター席もあります。



たくさんの絵本が用意されているのも、家族連れには嬉しいですよね。

ファミリー層に優しい、こんな気遣いも長年愛されている理由なのかも。



注文は食券制です。



炙り軟骨そばが看板メニュー。

三枚肉そば、本ソーキそば、軟骨そばが基本で、全部載せ的な「うゎちちそば」もあります。

ほか、ゆしどうふそば、なかみそばなど、主要な沖縄そばがほとんど揃っています。
珍しいところで、とりそばなんてメニューも。



今回、麺が選べることを初めて知りました。

お馴染みのストレート細麺(亀浜製麺所)に加え、ちぢれ麺(知念製麺所)を選ぶことができます。



今回は本ソーキそば(中)900円をいただきました。

透明なスープを泳ぐような麺が美しいルックス。



あっさりとしたスープですが、思ってた以上に豚出汁が効いてて、コクしっかり。

鰹の美味しさも光っています。

旨みの余韻がずっと残っていく感じ、ほんとに出汁が美味しい証拠ですよね。




塩味は控えめですが、味付けはしっかりで輪郭のはっきりとした印象でした。

雑味がなくて、すごくクリアな味わい。

完飲は必至です。



亀浜製麺所の特徴でもある長い麺。

ズズズじゃなくて、ズズズズズ。

この啜り心地が満足感を生み出します。

細いストレート麺は、『うゎちち』のスープとも相性抜群、黄金コンビですよね。



『うゎちち』の具の中でも特にお気に入りな本ソーキ。

細部までこだわっているのがよく分かります。

ブロック状の本ソーキは、ゴロっとして肉厚。

味がよく染みていて、でも濃すぎずスープとのバランスを保つ絶妙な味加減。



そして、個人的にベスト級な美味しさのジューシー。

店によって個性が出るジューシーですが、『うゎちち』はごくあっさりの味付け。
昆布、にんじん、しいたけと具沢山で、出汁も効いています。

沖縄そばの美味しさを邪魔しない、ジューシーがめっちゃ好み。

行ったら絶対に食べてほしい一杯です。



個人的には、「今日はハズしたくない」という日に選ぶことの多い『うゎちち』。

絶対的な安定感と安心感、私のツボです。

洗練されたスープに、いつ食べても美味しい麺、満足感しっかりな本ソーキ。
ジューシーまで抜かりなく美味しい。

中部で沖縄そば屋さんをお探しの際は、ぜひ候補に入れてほしいお店です。



【沖縄市の沖縄そば屋一覧】

okinawasoba.hatenablog.com



【おすすめ動画】

youtu.be
1月18日放送の「Aランチ」沖縄そば特集、さんぺいも出演しています。
YouTubeで観ることができますので、ぜひ。