ども、さんぺいです。
1月というと、冬の真っ只中ですが、実は沖縄では桜の季節なんです。
全国的には卒業や入学、春を象徴する桜ですが、沖縄では年明けの風物詩。
一月中旬から二月が桜のピークです。
現在、県内各地で桜祭りが行われていて、たくさんの花見客で賑わっています。
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こちらのコラムで、6か所の桜祭り会場から近いさんぺいお薦めの沖縄そばを紹介していますので、ぜひご覧ください。

今回は、桜も沖縄そばも楽しめる浦添大公園を訪ねました。
浦添市の仲間、伊祖、当山の3地区にまたがる大きな公園で、浦添城跡などの史跡を含み、見どころもたくさん。
高台からは市内を一望する事ができ、散策にもぴったりです。
目当ての沖縄そば屋さんへは、運動公園側、浦添市仲間から行くことができます。
この看板が目印。
坂を登って行くと駐車場があります。
ちょうど、桜が咲き始めでした。
公園は高台にあり、展望台からは東シナ海を望むことができます。
そして、なんと展望台の1階に沖縄そば屋が。
『いしぐふー浦添大公園店』です。
とびきりユニークな場所にある、珍しい沖縄そば屋さんです。
『いしぐふー』は県内に複数店舗がある沖縄そばの有名店で、あぐー出汁を用いたスープと自家製のオリジナル麺が特徴。
『いしぐふー』の沖縄そばが、このロケーションでいただけるなんて嬉しい。
公園内に店舗があるので、駐車場に余裕があるのも嬉しいポイント。
沖縄は車での移動が多いので、駐車場は気になりますよね。
お店はコンパクトな作りで、窓際のカウンター席からは公園の景色を眺めながら食事がいただけます。
また、店頭にはテラス席も用意されていて、この時期、屋外での食事も気持ち良いはず。
席は、テーブル席、厨房前と窓側にカウンター席があります。
11時の開店直後、一気に満席に。
『いしぐふー 浦添大公園店』のメニューです。
『いしぐふー』定番が揃っており、人気の炙りソーキ、本ソーキそばが基本、手打ち麺が味わえる白コクそばも用意されています。
サイドメニューに水餃子があるのも面白いですね。
今回は、初めてのてびちそば1040円を注文しました。
玉子焼きにてびちが載ったスタイルの沖縄そばです。
ひと口飲んですぐわかる、『いしぐふー』のスープ。
あぐーから出汁を取るスープはコクがあって旨み十分。
厚みがあるのですが、雑味がなくて、しつこくないのが特徴です。
豚出汁の良い所だけを残した感じ。
濃厚というよりはスッキリとしていて、美味しさをギュッと詰め込んだ印象。
上品なスープで、塩味も控えめ、ガツンじゃなくじんわりと沁みる。
無理なく最後まで飲み干せるスープでした。
これも『いしぐふー』特徴のオリジナル生麺。
中細で縮れの入ったタイプ。
啜り心地も良く、ぷりっとした食感で、存在感がある麵です。
『いしぐふー』では初体験のてびち。
こちらもやっぱり上品で、穏やかな味付け。
スープを邪魔しない、絶妙なバランスの味付けでした。
トロットロのてびちを、スープに合わせると美味しさ倍増なんです。
もう永遠に食べていたいてびち。
味変用の鰹節。
少量ですが、スープに入れるとフワッと鰹の香りが広がり、一気に印象が変わります。
鰹の旨みをまとったスープがまた美味しい。
飽きさせない工夫が満載です。
『いしぐふー』のシンボル的な存在の玉子焼き。
スープに浸しながら少しずつ食べるのが好きなんです。
サイドメニューの温泉卵ご飯。
たぶん説明は不要。
ライスに温泉卵のシンプルな構成ですが、『いしぐふー』の力強いスープならジューシーよりこっちが合うかも。
醤油とスープでいただきます。
浦添大公園という最高なロケーションにある沖縄そば屋。
意外と知らない人もいるのでは。
この時期、桜も見ることができ、散策とセットでお薦めです。
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