今日の沖縄は、曇りの天気。
夕方から、「FC琉球」対「ジェフユナイテッド千葉」の試合観に行くから晴れてほしいな。
週末は沖縄そばを食べに行こうってことで。
こちらも以前から行きたかった、那覇市赤嶺にある「木灰そば とらや』を訪問しました。
沖縄都市モノレール からもアクセスができ、那覇空港からも近いので便利な立地です。
独自の麺、丁寧なスープで、県内でもファンが多い、沖縄そば屋でも屈指の人気店で、最近はなかなか訪問できていませんでした。
今日は余裕を持って出たのですが、11時の開店前には行列が出来ていました。
余談ですが、自分は「沖縄そば食べ歩き」の中で、開店前の待ち時間もすごく好きで。
オープン前の店から、鰹出汁のスープの香りが漂ってくる感じに、すごくワクワクするんです。
これも、楽しみの一つですね。
落ち着いた外観のとおり、中の雰囲気も小ぢんまりとした、素敵なお店です。
座席は、厨房から、ぐるっとカウンター席が十数席あるのが中心。
ほかにテーブル席があります。
一人客でも、入りやすい雰囲気が良いですね。
メニューはシンプルな構成で、本ソーキそばと沖縄そば(三枚肉)の2種類から選びます。
ほかサイドメニューとして、じゅーしーや、きんぴらごぼう乗せご飯など、ご飯ものが4種あり。
沖縄そばは、大中小選べ、麺は平麺と中細麺から選べます。
今回は、本ソーキの大750円を、中細麺でいただきました。
「ルックスが良い沖縄そばは、味も間違いない」は、持論ですが。
『とらや』のそばも、出てきた瞬間、惚れ惚れするような綺麗なルックスです。
スープの香りがまず良い。
一口啜ってすぐに美味しさが広がります。
驚いたのが、鰹ベースで塩で味付けという、すごくシンプルな味付けながら、とても膨らみがあるスープなんです。
味付けは最小限に、出汁の旨味を最大に味わえるスープ。
最近では貴重な、木灰汁を用いて作られた自家製の麺。
独特な食感は、噛み応えがあり、麺だけでも美味しい。
中細のストレートで、啜り心地も最高。個人的にかなり好みな麺でした。
味のバランスがあるため、別皿で提供される豚肉の本ソーキ。
ゴロっと大ぶりなソーキで、ボリュームあります。
味付けは濃いめなので、繊細なスープを考えるとやっぱり別皿が良いですね。
全体に、とても丁寧に作られた印象の沖縄そば。
シンプルな味付けのスープだからこそ、膨らみがあって、豊かな出汁を味わうことができます。
最後に、沖縄そばの味から離れますが。
『とらや』で使われている、そばの器をはじめ、焼物がすごく素敵なんです。
楊枝入れから、小皿まで、沖縄のやちむん(焼物)が使われていて。
それぞれが、お洒落で、味わい深くて。
これも『とらや』の魅力の一つです。
店に行ったら、是非注目してみてください。