ども、さんぺいです。
沖縄そばでも最近アレンジが盛んですが、今年の夏は特に「辛い系」「冷やし系」のそばが増えています。
沖縄そば屋の数が増加していることもあって、飽きさせない工夫もあるんでしょうね。
個人的にはこうしたアレンジ系が「定着」していくのかすごく注目しています。
今回は、那覇市首里にある『すば処 あじぐくる いしみね』を訪問しました。
okinawasoba.hatenablog.comまだ記憶に新しい「第1回沖縄そばグランプリ」。
6月29日に行われた沖縄そばのイベントですが、『あじぐくる』も8店舗の中の一つとして参加しています。
okinawasoba.hatenablog.com比較的新しいお店ながら、県内の有名店に負けず長い列を作っていたのが印象的でした。
お店のポイントは、那覇市首里という立地にありながら、キャパが広めなこと。
首里は住宅地なので駐車場の確保が難しく、また郊外の店ほど席数がないのが難点。
『あじぐくる』は、駐車場が21台、席数は50と余裕を持って利用することができます。
第2駐車場は店舗横から下っていき・・・
すぐ近くに用意されています。
モダンな雰囲気の店内。
簡潔なデザインで清潔感があり、家族や会食での利用もお薦め。
ゆっくり会話を楽しむことができます。
軽快な音楽が流れていて、沖縄そば屋さんというよりレストランのよう。
席は、カウンター席とテーブル席があります。
大き目で開放感があるガラス窓。
私は窓際が特等席です。
『あじぐくる』のメニューです。
基本の三枚肉そば、軟骨ソーキそばがあり、野菜そばやゆし豆腐そばも。
沖縄そばでは定番の構成ですが、それぞれルックスも一風変わったものばかり。
okinawasoba.hatenablog.com
最初の訪問なら看板メニューの「あじぐくるそば」がお薦め。
三枚肉に、軟骨ソーキ、青菜、スブイ、麩タシヤーが載ったバラエティある一杯。
『あじぐくる』の個性が楽しめると思います。
新作の月桃ジューシーが気になる・・・
オープン時にはなかった「旨辛そば」、メニューが随時更新されています。
「冷やしそば」や「豚しゃぶサラダそば」も新作です。
猛暑が続いているので、夏場にぴったりですね。
スイーツも充実しています。
15時30分までの営業なので午後にお茶するのも良いかもしれません。
『あじぐくる』の特徴の一つ、サービスで提供されるサラダ。
ドレッシングも美味しくて、サラダを食べながら沖縄そばを待つ時間が好きです。
今回は新作の「旨辛そば」1090円をいただきました。
最近増えてきた「辛い系」沖縄そば、どうアレンジしているのか楽しみ。
『あじぐくる』の「旨辛そば」は、ベースの沖縄そばに辛さと胡麻の風味をプラスし、シャキシャキのもやしを載せたオリジナルな一品。
見た目のイメージよりも辛すぎず、旨みをしっかり感じられます。
濃厚な美味しさですが、後味はしつこくないのもポイント。
胡麻の風味が効いていて、辛みそが食欲を刺激します。
これは思わず完飲してしまう美味しさ。
麺は、お馴染みの西崎製麺所のストレート麺。
滑らかな口当たりで、啜り心地もばっちり。
魅惑のスープと良く絡み、麺も進みます。
もやしが多めに入っていて、辛いスープとのバランスを良く取っていました。
歯応えもよく、清涼感のあるもやし。
何気に載ってる木耳も良い仕事しています。
糸唐辛子も彩を加えるだけでなく、味のアクセントになっていました。
お肉は、スライスされた三枚肉が入っています。
しっとりとして、薄めなので重たくなりすぎない三枚肉。
サイドメニューでいただいた、月桃ジューシー。
沖縄ではムーチーなどでお馴染みの月桃(サンニン)の葉っぱで包み、蒸してジューシーを作っています。
贅沢に葉を使い、インパクトも抜群。
月桃の香りをまとったジューシーは絶品。
もともと穏やかな味付けのジューシーなので、余計に香りが生きる一品。
他ではなかなか食べられないので是非食べてほしいです。
「辛い系」というと、どうしてもジャンクになりがちですが、きちんと上品に仕上げているのが『あじぐくる』らしいなと思いました。
沖縄そばの美味しさはそのままに、刺激をうまくプラスしています。
辛すぎず、もやしなどの野菜と組み合わせているので、今日はちょっと冒険してみたいという時にぴったり。
この時期にお薦めの一杯です。
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