ども、さんぺいです。
2025年沖縄そばの出店が多かったのは、那覇市と今帰仁村を中心とした本島北部地域でした。
7月に「ジャングリア」が開業したことで、沖縄そばでも最もアツい地域になっている今帰仁村。
また新たなお店の誕生です。

今回訪問したのは、2025年9月15日にオープンしたばかりの『沖縄そば 今帰仁の森』。
名前のとおり、今帰仁の自然のど真ん中にあるお店です。
沖縄本島北部は「やんばる」と呼ばれ、沖縄の中でも自然豊かな地域。
自然を体感しながら、沖縄そばを満喫することができます。
場所は、世界遺産でもある「今帰仁城跡」近く。
幹線道路の国道505号線から115号線に入っていき坂を登っていくと、所々に看板が立っているので参考に進んでいきます。
やがて右手に、写真のような看板が出るので右折。
すると、すぐにお店が。
駐車場は、いくつかに分かれており、可能な場所に駐車します。
「こんな場所に」と思うような立地。
まるで物語の世界に入ったよう
ドキドキしながら入店。
(ちなみに扉が閉まっていますが、左にスライドして開きます。)
入店するとさらに驚き。
森に囲まれてこんな素敵なお店が。
大きな窓からは、緑が溢れ、光が差し込んでいます。
本当に自然の只中にいるよう。
スローテンポのBGMと一緒に虫の音も聞こえます。
席は、大小のテーブル席があります。
席数はけっこうあるので、複数人でも利用しやすいはず。
テラス席も用意されていて、よりリアルに自然を楽しむこともできます。
『今帰仁の森』のメニューです。
沖縄そばは、炙り軟骨ソーキそばが基本となっており、こちらにセットで、ジューシーやプリン、和牛すじカレー、冷製揚げ浸しなどをつける事ができます。
セットにはドリンクが付いており、シークヮーサージュースや、さんぴん茶がセルフでいただけます。

今回は、ジューシーと黒糖プリンが付いた「今帰仁の森セット」1700円をいただきました。
シーサーのかまぼこがチャーミングな沖縄そば。
スープは、鶏豚鰹から出汁を取っているんだそう。
ひと口目、最初にパっと鰹の香りが広がります。
コクもありますが、思っていたよりもだいぶスッキリとした印象。
雑味もなく、クリアな味わい。
尖った感じがなく、塩味も控えめで穏やかなスープになっています。
麺は、平打ちストレートの生麺。
本島北部地域では、さらに幅広の茹で麺に出会うことが多いので、珍しいタイプかも。
滑らかで、ツルッとした食感が印象的でした
平打ち麺なので、食べ応えもしっかりあります。
軟骨ソーキは、炙られていて、香ばしい香りが食欲を掻き立てます。
塩味なのがポイントで、従来の甘辛のソーキと比べて濃すぎず、穏やかなスープに良く合っていました。
トロトロの食感も堪りません。
セットメニューのジューシー。
出汁が効いていて、昆布、にんじん、椎茸などが入っています。
油のまわし方も程よく、硬さも好みでした。
何気に漬物も嬉しい。
食後に提供してくれる冷え冷えのプリン。
黒糖なので、上品で優しい甘さが特徴です。
滑らかな食感に、心までとろけそう。
これは誰かを連れて行きたくなること間違いなしのスポット。
北部地域はロケーションが良いお店がたくさんありますが、今年行った中でも1番のお薦めです。
ドライブのついでや、会食などで、今帰仁の自然を感じながら沖縄そばを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【今帰仁村の沖縄そば一覧】
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