【あやぐ食堂全制覇への道】
人生で、ささやかな夢って、誰しもあると思います。
ハリウッド俳優になりたいとか、3億円当てたいとか、そんなんじゃなくて。
ケーキを1ホール食べてみたいとか、憧れの場所へ行ってみたいとか、出来そうなんだけどやってないやつ。
自分の以前からの夢で、沖縄そばの食べ歩きもそうなんですが、那覇市首里の『あやぐ食堂』のメニューを全制覇してみたいっていう願望があって。
これは今やっとかないと、きっと後悔すると思い、企画を立ち上げました。
沖縄そば食べ歩きとは少しズレますが、沖縄の名物食堂の記録と記憶を残したい、さんぺいの夢の実現に付き合ってもらえたら嬉しいです。
〈『あやぐ食堂』の過去記事〉
ども、さんぺいです。
沖縄は、急にできた台風6号の影響で、日曜、月曜と雨。
台風5号がきたと思ったら6号と、まるでヤクルト村上のような連打です。
先が読めない天候に、いつも振り回されております。
そんな週末に、恒例の『あやぐ食堂』訪問を決行してまいりました。
今回のメニューは、「チキンカツ定食」です。
豚のとんかつと共に、チキンカツも揚げ物界の人気メニューですよね。
私は、スーパーの総菜コーナーでお世話になる事が多いのですが。
とんかつほど重たくなく、しかし揚げ物を食べたい、という時に選ぶことが多いです。
何よりリーズナブルですしね。
お馴染みのメニュー札です。
壁一面に貼られた、多彩なメニューが『あやぐ食堂』の魅力。
「あやぐ食堂全制覇への道」もようやく20回を超えましたが、道半ばといったところでしょうか。
そう言えば『あやぐ食堂』も、昨今の食材高騰で、価格改定してるんですね。
でも、でも、これは声を大にして言いたい。
それでも断然『あやぐ食堂』の定食は、安くてボリューミーだし、美味しい食事を安定して提供してもらうために、私は値上げを支持します。
これは、全飲食店、共通してそうですけど。
今回のお目当てはこれ、『あやぐ食堂』のチキンカツ定食750円です。
どうですか大皿に乗った、大ぶりのチキンカツ。
この日は、朝食を取っていなかったので、めちゃくちゃお腹が空いていて、直ぐにかぶりつきたい。
写真なんか撮ってる場合じゃないですよね、ほんと。
食べた順番に解説です。
メインのチキンカツ。
サクッと揚げていて油感はなし。
ポテトなど他の具材が多めなので、サイズ感が伝わるか心配ですが。
『あやぐ食堂』安定のボリュームで、しっかり食べ応えのあるチキンカツです。
こいつを、『あやぐ食堂』特製の酸味・甘味のあるソースをかけていただきます。
いや、もう分かってるんですけどね、美味しいのは。
サクサクの衣に、肉の旨みがたまらん。
チキンカツの魅力って、やっぱりそのライト感にあると思うんですよね。
とんかつは重たすぎるけど、ガッツリ感もほしいという時に、チキンカツがベストなんです。
何枚食べても、くどくならないその軽やかな味わいは、もう永遠に食べつけられそうな美味しさ。
このチキンカツを受け止めるのはあ、やっぱり米。ライス。
『あやぐ食堂』は、デフォルトで大盛仕様。
でも、今回はおかわりしたいほど、ご飯が進んだなー。
チキンカツの美味しさが罪すぎる。
ご飯と合いすぎる。
汁物が、沖縄そばなのもポイント。
麺の長さは、通常メニューの「沖縄そば」と同じで食べ応えがあります。
これだけでもなかなかのボリューム。
ちなみに、同系統の「とんかつ定食」「チキン唐揚定食」の汁ものはノーマルな味噌汁なんですよね。
バランスを取っているのだろうか。
興味がある方は、過去の記事で確認してみてください。
容赦ないポテトフライも定食の定番。
これも止まらない美味さなんだよな。
チキンカツとのコンビネーションは言うことないんじゃないでしょうか。
あると嬉しい玉子焼き。
パンチが強い『あやぐ食堂』の定食具材の中で、唯一ホッとできるというか。
そんな存在。
清涼感抜群のキャベツの千切り。
チキンカツの付け合わせとしては、完璧なんじゃないでしょうか。
『あやぐ食堂』は、どの具材もそうなんだけど、ちまちましてなくて、豪快にどっさりなのが良い。
キャベツが足りない、なんて事が無いんですよ。
ソースも好みです。
陰の主役というか、名脇役というか。
定食全般に付いてくるマカロニサラダ。
サラダと言うけれど、間違いなくボリューム感のある存在。
これで、満腹にダメ押しします。
私は、最後に食べる派です。
こんな感じで食べ進めた「チキンカツ定食」。
野球で言うと「とんかつ定食」が4番バッターなら、「チキンカツ定食」は6番バッターぐらいかな。守備位置はサードで。
そりゃ美味いのは分かってるよ、という安定の旨さでした。
個人的に、「とんかつ」に流れがちなんですが、あらためて「チキンカツ」を再評価しましたね。
何より、永遠に食べつけられそうな軽快な感じが良い。
もうちょっと日頃のローテーションに加えていきたい。
そう思った土曜日のお昼。