さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

あやぐ食堂5 みそ汁

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【あやぐ食堂全制覇への道】

人生で、ささやかな夢って、誰しもあると思います。
ハリウッド俳優になりたいとか、3億円当てたいとか、そんなんじゃなくて。
ケーキを1ホール食べてみたいとか、憧れの場所へ行ってみたいとか、出来そうなんだけどやってないやつ。

自分の以前からの夢で、沖縄そばの食べ歩きもそうなんですが、那覇市首里の『あやぐ食堂』のメニューを全制覇してみたいっていう願望があって。
これは今やっとかないと、きっと後悔すると思い、企画を立ち上げました。

沖縄そば食べ歩きとは少しズレますが、沖縄の名物食堂の記録と記憶を残したい、さんぺいの夢の実現に付き合ってもらえたら嬉しいです。

 
〈『あやぐ食堂』の過去記事〉 

okinawasoba.hatenablog.com

 

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5回目の今回は、みそ汁590円をいただきました。

やっちまった、昨日深酒しすぎた。
起きると胃がムカムカ、身体がだるくて食欲もない。
そんな朝ってありますよね。

皆さんは、二日酔いの日に何を食べますか?
ヨーグルトや果物、さっぱりしたものでしょうか。

沖縄では、二日酔いで食べるものの定番に「みそ汁」があります。
汁物が食べたくなるので、あっさり系の沖縄そばでももちろん良いですし、洋風のスープでも良いんですけど、個人的にはやっぱり「みそ汁」。



本土で言うところの、ご飯、焼物、煮物などと並んで出てくる「お味噌汁」ではなくて。
沖縄食堂で「みそ汁」と言えば、具沢山でそれだけでおかずとして100%成立するメニューを指します。
「豚汁」のようなイメージですが、沖縄の「みそ汁」はそれだけで完結するため、具沢山かつボリューミーなのが特徴かもしれません。

具沢山で、優しく包み込んでくれる「みそ汁」は、私にとって二日酔いを乗り越える癒しのメニューなんです。


 

f:id:sanpei808:20210403185019j:plainジャジャン、これが『あやぐ食堂』のみそ汁です。

ボリュームが伝わるでしょうか。
丼いっぱいのみそ汁。
熱々です。

 

 

f:id:sanpei808:20210403185056j:plainスープは、見た目の印象よりもだいぶマイルド。
あくまで優しい味付けです。
疲れた胃に染みわたっていく、みそ汁。
滋味のある味わいとは、このことか。

たっぷりの具材も、沖縄「みそ汁」の特徴。
豚肉にポーク、島豆腐、にんじん、玉ねぎ、レタス、ほうれん草などなど。
目いっぱい具が入っています。

野菜が多めなので、二日酔いの自分にはヘビーになりすぎない美味しさ。
熱々の島豆腐を、はふはふ言いながら食べる。

 

f:id:sanpei808:20210403190723j:plain途中からは、中に入っている半熟の玉子を合わせながら、肉や野菜を食べていきます。
間違いない美味さ。


 

f:id:sanpei808:20210403185129j:plainもちろん、ライス大盛は、『あやぐ食堂』の基本スペック。
みそ汁とライス、黄金の組み合わせです。

熱々のスープに、たっぷりの具材を、ライスでかき込むのが幸せ。



どんなに二日酔いの日でも、自然とお腹にはいっていくのが不思議なみそ汁。
『あやぐ食堂』のみそ汁は、どこまでも優しく私の身体をいたわってくれるような一杯でした。

「みそ汁」は沖縄の家庭料理ですが、沖縄のどの食堂でもメニュー化されている定番です。
沖縄へきたら、美味しい「みそ汁」の店を食べ歩きしてみるのも楽しいかもしれません。



以前やっていたブログに、「みそ汁お薦めの店 まとめ」を掲載していますので、参考にしてみてください。 

nagominiikou.ti-da.net