さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

よね食堂 1957年創業の老舗

ども、さんぺいです。

沖縄そば全制覇を目指し、食べ歩きを続ける毎日。

沖縄本島は頂上がようやく見えてきたかもしれません。
でも、ここからがまた長いんだろうな。



今回は、1957年創業、豊見城市の『よね食堂』を訪問しました。

沖縄のそば屋さん、食堂は数えきれないほどありますが、沖縄の本土復帰前1972年以前から続く店となるとぐっと限られてきます。

競争の激しい飲食業界の中で、現役で残っているのは本当に凄いことだと思います。

老舗食堂のクラシックな沖縄そばを思い切り楽しんできましたよ。



場所は、豊見城市座安。
豊見城糸満を結ぶ大通り沿いにあります。

沖縄自動車道豊見城・名嘉地IC」からも近く、那覇空港からもアクセスが容易です。



この看板見かけたことあるという方多いはず。

駐車場も広く取られていて、自動車での訪問も安心。

朝10時からオープンと利用しやすいのもポイントです。



店内に飾られている写真を見ると、当初から、1974年、2000年と建て替えられているんですね。

 



落ち着いた雰囲気の店内。

整頓されていて、清潔感があります。

コロナ禍からの影響か全ての席に仕切りが付けられていました。




席は、テーブル席、座敷、カウンター席が用意されており、色んなシチュエーションで利用が可能です。
さすが老舗の食堂ですね。



しっかりカウンター席も用意されているので、私のようなひとり客でも気兼ねなく利用できます。



『よね食堂』のメニューです。

三枚肉そば、本ソーキ、軟骨ソーキ、てびち、野菜、中味そばと定番が全て揃っています。

 



沖縄そば以外にも定食類が充実していて、ちゃんぷるー系、みそ汁、しょうが焼き、かつ丼まで。

この日は豆腐ちゃんぷるーがよく出ていました。
美味しいのかな。



朝から食べていなかったので、そばセット1050円をいただきました。

沖縄そばに、とんかつ、ジューシーまでついてくる贅沢仕様。
もはや「そばセット」の域を超えています。



沖縄そばは、軟骨ソーキ、かまぼこ、ネギが載ったオーソドックスな一杯。

鰹がキリッと効いて、スッキリとした後味のスープ。

味付けはごく優しめで、塩味は穏やか。

素朴であっさりとしています。



麺は、中細で厚みのある少し縮れた麺。

もっちり感もあって、ゆっくり歯が入っていく感じが堪らない。

食べ応えしっかりな麵でした。



味クーター(味濃いめ)に仕上げた甘辛な軟骨ソーキ。

柔らかく、とろりとした食感。

これで、麺が進む。



ジューシーは、あっさりながらボリューム満点の山盛り。

にんじん、ひじき、豚肉の具。

昔ながらの食堂で量が容赦ない。



とんかつは、うちなーとんかつ。

薄めのカツをカリカリに揚げていて、ソースたっぶりで豪快にいただくやつです。

キャベツを敷き詰めていて、細やかな気遣いも。

とんかつ→ジューシー→沖縄そばのスープで、永久ループが可能。



鰹出汁を前に出した素朴な沖縄そば

繊細なスープの今時の沖縄そばとも違う、飾らない、ホッとする味でした。

ボリュームしっかりで、メニューが豊富、リーズナブルな価格設定で、これぞ街の食堂といった感じです。

肩ひじ張らず利用できて、満腹を約束してくれる『よね食堂』。

お腹を空かせて、是非訪問してみてください。




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