さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

麺処 まんねん 2 味噌味で食べる野菜そば


ども、さんぺいです。

お昼はどうしても野菜そばが食べたくて、野菜そばが食べられる店、しかも味噌味を提供している店を探しました。

沖縄そばは、基本的に塩や醤油で味付けされ、あっさりとしたスープが特徴。

でも県内にはいくつか「味噌」味の沖縄そばも存在するんです。

okinawasoba.hatenablog.com例えば、創業50年以上になる『キミ食堂』。
石垣島で知らない人はいない超有名店で、看板メニューが、「味噌そば」です。

okinawasoba.hatenablog.com久米島では『やん小』の「島味噌もやしそば」が有名。
久米島は味噌の名産地であり、複数「味噌そば」が食べられるお店があります。

思えば様々なスープや具材を受け止める、沖縄そば麺の懐の深さってすごいなとあらためて思います。

何と合わせても美味しい、万能な麺ですよね。



今回訪問したのはこちら、浦添市仲西にある『麺処 まんねん』。

2019年創業で、着実に地元浦添のお客さんに愛されている良店。

親しみやすい雰囲気と、豊富な品揃えが魅力です。



場所は、国道58号線と浦添のパイプライン通りの中間ぐらい。

住宅街の中にあるので、初めての方はナビの使用がお薦めです。

店頭に駐車場が用意されています。



天井にはシーリングファンが。

グリーンを基調とした内装の店内。

スペースはゆったり取られていて、リラックスして食事が楽しめます。





席は、カウンター席とテーブル席、小上がりの席があります。

子ども用の椅子も用意されていて、家族連れも安心。



昼時は地元のお客さんでいっぱい。

周辺は住宅地なので、良い意味で気取らず利用できる良さがあります。

短パンでもフラッと入れる感じというのか。
こんな雰囲気大好き。

 

 

『まんねん』のメニューです。

軟骨ソーキそばと、沖縄そばでは珍しい鶏ムネ肉のそばが基本。
両方が楽しめる「まんねんそば」もあります。



有名な「ひろし屋食品」の豆腐を用いて、「ゆしそば」も提供。



そして、人気なのが「野菜そば」。
軟骨ソーキをトッピングする方も多いです。

麺量は、(中)120g、(大)200g、(特大)240g。

スープの味が選べるのが特徴で、塩、味噌、醤油からチョイスできます。




今回は、目当ての「味玉野菜そば」1100円を味噌味でいただきました。

湯気が出るほど熱々で提供されるのが嬉しい。

具の上に、パラっと胡椒がかかっているのが分かるでしょうか。
細かいところまで、工夫が行き届いてますよね。

熱いスープが、身体中に沁み渡ります。



味噌味というとパンチ系のスープをイメージしますが、『まんねん』は角がなくマイルドな味わい。

動物系のコクはしっかりですが、優しいスープです。



ニンニクが入っているのがポイントで、不思議な中毒性があってレンゲが止まらなくなる。

油自体は少な目なので、味噌ラーメンほど濃厚な感じはなくて、サラッとしていて無理なく最後まで飲み干せます。



麺は、中細で縮れの入った生麺。

強い縮れが啜った時のアクセントになっていて美味しい。

生麺特有のぷりっとした感じもあって、スープにも良く合っていました。



そして、もう一つの主役と言える山盛りの野菜炒め。

にんじん、キャベツ、青菜にネギ、彩りも豊かです。

食感を残し、シャキシャキの野菜が奏でるハーモニー。

もちろん味噌スープと相性は抜群で、野菜炒め、スープ、麺を混然一体にいただくカオスな美味しさが爆発してます。



ちなみに、具材の味玉もめちゃくちゃ合ってます。

半熟の黄身を味噌スープと合わせれば、もう心はどこかに行ってしまう。



予想はしていたのですが、味噌味のスープと野菜そばの組み合わせは最強でした。

シャキシャキの野菜に、魅惑の味噌スープ、それを受け止める沖縄そばの麺。

満足度120%の一杯でした。

その反面、ヘルシーでもあるという反則的なメニュー。

これはリピート確定です。




【浦添市の沖縄そば一覧】

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【10月17日「沖縄そばの日」は桜坂劇場に集合】

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沖縄そばを食べるだけでは飽き足らず、遂に「沖縄そばの日」に沖縄そばのトークイベントを企画しました。
すばじょーぐーと大好きな沖縄そばを語り合いたい!
参加よろしくお願いします。