さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

麺人 りんどう

ども、さんぺいです。

連日のMLB報道、大谷選手の活躍を楽しみにしているという方も多いと思います。

個人的に、大谷選手から学んだのは、限界は結局自分自身が作るんだということ。

二刀流でメジャーに挑むと聞いた時、私は「絶対に無理」だと思っていましたが、大谷選手は軽々と予想を超えていきました。



ここでも新たな挑戦を行う店舗がひとつ。

2025年5月にオープンしたばかりの『りんどう』です。

ユニークなのが、沖縄そばとラーメンの二刀流の店舗ということ。

原料は同じ小麦で、似たところも多い両者ですが、実は意外と大きな成功例は少ないのです。

沖縄のラーメン店などで、沖縄そばを出す例は過去にもありましたが、あくまでもメインはラーメン。

okinawasoba.hatenablog.com思いあたるのは那覇市の『あん』でしょうか。

お店の方に聞いたところ、バックボーンはラーメンですが、沖縄で店を出すなら沖縄そばも提供したいとの思いで決めたんだそう。

麺もスープも使い分けて、二つとも全力で取り組んでいるそうです。




店は、交通量の多い環状2号線沿いにあります。

那覇在住の方なら一度は見かけたことがあるのでは。



店舗前と横に駐車スペースがあります。




那覇市内は、駐車場に苦労するのでありがたい。



まだオープンしたばかりということもあって、店内は清潔感がありとても綺麗。

あまり余計なものはなく、簡潔なインテリアなのも素敵です。




席は、カウンター席とテーブル席があり、スペースもゆったり取っています。

背面は壁で、背もたれのある席になっているので、家族連れも利用しやすいはず。



接客もとても丁寧でした。



メニューは、沖縄そばとラーメンが二大看板。

沖縄そばは1種類で、三枚肉と本ソーキが載っています。

味玉や追加で豚肉などのトッピングが可能。



中華そばも基本1種類で、味玉、チャーシューなどの追加が可能です。

 



この時期ならではの冷やし中華。




今回は、沖縄そば900円をいただきました。



醤油を効かせた、後味のスッキリとしたスープ。

基本あっさりですが、鶏、豚に加え4種の節で出汁を取っているそうで物足りなさは全然ありません。

甘さも感じるスープは余韻があります。




油感はほとんどなく、さっぱりと最後の一滴まで無理なく飲み干せるようなスープになっています。

塩味もちょうど良い塩梅で、キレのあるスープでした。




麺は、中細で平打ちタイプの生麺。

コシが強く、歯応えの強さが特徴です。

ぷり感もあって、インパクトは抜群。

最後までへたれない強さが印象的でした。



三枚肉はよく味が染みていて、柔らかく仕上げています。

丁寧に作られていて、お店の本気度を感じます。

 



本ソーキも、ほろほろの食感。

大ぶりで食べ応えのあるソーキ。

味付けは濃すぎず、スープとのバランスも良かったです。



 

今回はジューシーではなく、沖縄そば友達からお薦めされた、肉ご飯を注文。

評判通りの間違いない美味しさ。

 



炙られた豚肉が、一面にゴロゴロと載っていて、サイドメニューの域を超えたボリューム。

山葵を付けて食べても美味しい。



ラーメン的なアプローチもあるのか、スッキリと仕上げた沖縄そば。
ああこんなやり方もあるのかと感じました。

上品な印象で、オーソドックスな沖縄そばとはまた違った美味しさがあると思います。

まだ1回の訪問なので、詳細は分かりませんが。
私の訪問時は、沖縄そばと中華そば半々ぐらいの注文があり、やはり両方ともニーズがあるんだと感じました。

難しい挑戦ではありますが、両方とも成立したら面白いですよね。

新たな試みを応援したいです。




【那覇市の沖縄そば一覧】

okinawasoba.hatenablog.com



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