さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

鶏そば屋いしぐふー(石工夫日麺 台湾地鶏沖縄麺)台湾店を訪問

ども、さんぺいです。

皆さん、沖縄そばを代表するお店『いしぐふー』が今年、台湾に進出したのをご存知でしょうか?

2026年2月21日、台湾の新竹にお店をオープンさせています。

okinawasoba.hatenablog.com
今や沖縄そばを代表するお店になった『いしぐふー』。

2003年に名護市でやんばる店を創業し、現在では小禄具志店、浦添大公園店、東風平店など沖縄そばで6店舗、ラーメンが2店舗あります。

魅力はそのオリジナリティにあり、店舗にも沖縄そばにも創意工夫が詰まっています。
アグーを用いたスープ、自家製のコシの強い麺、炙り軟骨ソーキや、味変アイテムの鰹節。
オリジナルの器も特徴的で、数え出すとキリがないほど。

地元テレビ局の企画で「沖縄そば王」に選ばれるなど、人気を不動のものにしました。



そんな『いしぐふー』の中でも、鶏に特化した浦添市の『鶏そば屋いしぐふー』が台湾に進出したと聞き、居ても立っても居られず3月13日から15日にかけて台湾を訪問しました。



那覇空港から台湾桃園国際空港までのフライトは約1時間30分。

Peachを利用して片道1万8千円ほど。



さらに、桃園空港から台北駅までは、急行電車で40分ぐらい。

台北駅から、『いしぐふー』のある新竹まで新幹線で最短30分ほどです。

※今回、台北経由で行きましたが、桃園空港からお店まで直行すると1時間ほどで行けるようです。



新竹市は、台湾のシリコンバレーとして知られる先端技術の街で、街並みがとても綺麗なのが印象的でした。



新竹駅からバスを利用し、お店へ到着。

台湾での店名は、『石工夫日麺』と表記しています。



驚きだったのが、『石工夫日麺』が営業時間中ずっと待ちができるほど、人気店になっていること。

お客さんは98%地元だそうで、地域の方にウケています。

台湾の方に沖縄そばが受け入れられている様子を見ることが出来、強く感動しました。



沖縄『鶏そば屋いしぐふー』店主の稲福さんは、1月のプレオープン以来ずっと台湾に在住し、お店に入っています。

台湾進出への本気を感じますよね。



店は沖縄同様にシンプルでモダンな内装。

席は厨房前のカウンター席とテーブル席があります。

オープンキッチンになっていて、厨房の活気を感じながら食事を楽しむことができます。



メニューの構成は、沖縄の『鶏そば屋いしぐふー』と基本的に同じ。

若干違うのが、スープの種類で、ノーマルと小辛、中辛、地獄辛が選べること。
辛いものが好きな台湾の方向けの仕様なんだそうです。



先ほどの沖縄そばをベースに、お店の特徴でもある鶏肉(モモ、ムネ)などをトッピングできます。



鶏炙り丼や親子丼などお馴染みのメニューもあります。



『いしぐふー』と言えばの餃子。

食べたことがある方は分かると思いますが、沖縄そばと並んで絶品で、『いしぐふー』に行ったら必ず食べたいサイドメニューです。



今回は、ムネ、モモ両方が載った鶏そば(ダブル)、さらに半熟卵トッピングでいただきました。
410元です。(約2000円)。



台湾の最高級鶏を用いて出汁、具を作っていますが、味の方は、沖縄と全く変えておらず、沖縄そばの味で勝負しているんだそう。

私も沖縄と変わらない印象でした。

薄っすら白濁した鶏出汁が効いたスープ。
旨味が詰まっています。

コクがしっかりありながら、雑味はなく澄んだ味わいなのが特徴。

味付けはシンプルに塩中心で、出汁の美味しさをストレートに感じることができます。



麺は、『いしぐふー』の特徴でもある自家製生麺。

中細の平打ちタイプで、生麺の特徴を生かしたコシの強い麺になっています。

現地の麺はもう少し柔らかい印象なので、台湾の方はこのコシにきっと驚かれるんじゃないでしょうか。



鶏肉は台湾の最高級ブランドを使用。

モモ肉は日本の価格の3倍なんだとか。

原価が高くなっても最高のものを届けたいという想いからこの鶏を使っているんだそうです。



もっちりとした皮が特徴の焼き餃子。

肉汁が溢れ出します。



台湾で飲むオリオンビールは格別でした。



マイクさん(左から2人目)は、『石工夫日麺』の常連さんで、なんと2月のオープンから20回以上来店。
お店のVIP1号になっています。

410元(日本円2000円)と安くはない価格設定ですが、それでも質の高さがウケて、熱烈なファンを生み出しています。



閉店後、『石工夫日麺』スタッフメンバーと、沖縄そば好き一行で近所の居酒屋へ。

出店の経緯や苦労、どう台湾で受け入れられているのか、さらに沖縄そばの将来の話まで聞くことができました。

会は盛り上がり、終電を超えてタクシーで台北に帰る結果に。

お店のメンバーの夢は、『鶏そば屋いしぐふー(石工夫日麺)』台湾でミシュランを取る事なんだそう。

いつか「OKINAWASOBA」や「ISHIGUFU」が世界語になるかも。

沖縄そばファンにとっても夢が広がります。

台湾旅行の際は、ぜひ新竹にある『鶏そば屋いしぐふー(石工夫日麺)』を訪問してください。

 

 



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