ども、さんぺいです。
ゴールデンウィークですが、私は微動だにせず、部屋からほぼ動かない休日を過ごしています。
ごろごろ・・・。
ブログでは、趣向を変えて以前旅行に行った福岡の麺類について紹介しています。
ゴールデンウィーク期間中の暇つぶしに読んでいただけたら、嬉しいです。
今回は、少し変わって麺類の紹介ではなく麺のルーツのお話。
沖縄そばをはじめ、ラーメン、うどん、蕎麦、麺類なんでも好きな私ですが、麺の歴史も知っておかねば、ということで福岡県でも歴史的場所を尋ねました。
普段からお寺や神社、史跡などを巡るのも好きなので興味深々。
www.nishinippon.co.jp
私も、今回の旅まで知らなかったのですが、うどん発祥の地は福岡県らしく、その碑が博多駅近くにあるというのです。
(※うどんの発祥は、四国説など、諸説あるみたいです)
麺好きとして、この「聖地」は、是非行っておかねば。
うどん発祥の碑は、「承天寺」内にあります。
「承天寺」は、博多駅から徒歩10分ほどで行くことができます。
1242年に、聖一国師を招聘して創建したお寺で、宋商人が多く援助したんだそう。
「承天寺」、趣のある立派なお寺。
境内の自然も素敵です。
一角に、「饂飩蕎麦発祥之地(うどんそばはっしょうのち)」の石碑があります。
ちなみに、「承天寺」には、うどん・そばだけではなく、饅頭発祥に関する碑、織物の製法を日本に持ち帰った「満田彌三右衛門之碑」も並んであります。
当時の博多が、いかに文化・経済の中心地だったか分かりますよね。
並んで、左側に位置するのが、「饂飩蕎麦発祥之地(うどんそばはっしょうのち)」の石碑。
麺好きとして感慨深いものがあります。
この地から、うどん文化が広がっていったのかぁ。
なんとなく拝んでおこうと思い、お願い事を
「これからも美味しい麺と出会えますように・・・」
「承天寺」を創建した聖一国師(円爾(えんに))は、宋から帰国した際に、水力による製粉設備の技術を持ち帰り、これによってうどん文化が広がったんだそう。
「承天寺」には、この製粉法を記した古文書が残っているそうです。
先人の働きがあって、私たちも今、美味しいうどんや蕎麦を食べる事ができているんですね。
麺もまた、歴史の積み重ねなんだな。
「饂飩蕎麦発祥之地(うどんそばはっしょうのち)」の碑。
派手な観光地ではありませんが、麺好きなら一度は訪れておきたい、ありがたい場所です。
歴史に思いをはせてみるのも、食べ歩きの楽しみの一つ。
麺好きにお薦めです。
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