さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

タイラ製麺所

ども、さんぺいです。

新型コロナも「5類感染症」に移行となり、本格的にコロナ禍が明けた感じですね。

okinawasoba.hatenablog.comコロナ禍で悶々としていたちょうど2年前、コロナが終わったらやりたい事を綴っていたのですが、ようやく、本当にようやく日常が戻ってきた感じです。

観光業が盛んな沖縄県でも、国内の観光客数はコロナ以前を超える勢いで増加していて、賑わいを取り戻しています。

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沖縄に住んでいる私たちが、観光のバロメーターとしているのが「国際通り」の様子。

沖縄へ観光へ行った事がある方なら、おそらく必ず訪れるであろう沖縄観光のメインストリートです。

コロナ禍では、外出が帰省され、ガラッとした「国際通り」を見た時には本当にショックを受けました。



私の職場は、「国際通り」からも近いのですが・・・

そんな「国際通り」が、最近では完全に復活していて、沖縄県民としてはすごく嬉しい!

全国の皆さま、ありがとうございます!




沖縄のメインストリート「国際通り」に2022年11月にオープンしたのがこちら『タイラ製麺所 国際通り店』です。

行ったことがある方なら分かると思うのですが、「国際通り」はお土産品店、飲食店、衣料品店が立ち並ぶ繁華街で、沖縄で最もお店の入れ替わりが激しい地域でもあります。

それゆえに、沖縄そば専門店が生き残るのも非常に厳しい場所。

そんな立地で、新たに沖縄そば店にチャレンジするお店が出てきたのがまず嬉しいです。



『タイラ製麺所』は沖縄都市モノレール牧志駅」のすぐ近く。
国際通り」の通り沿いにあります。

場所柄、車で訪問の場合はコインパーキングの利用になるはず。

国際通り」なのでアクセスはめちゃくちゃ良いですね。




コンパクトな店内は、カウンターが4席と、テーブルが2つ。
基本、セルフの形式になっています。

厨房へ注文し、料金を前払いして席で待ちます。




『タイラ製麺所』のメニューです。

基本は、三枚肉の乗った「沖縄そば」。
シンプルに楽しみたい方には「素そば」も。

さらに、「ソーキそば」「ゆし豆腐そば」があり、変わったところでは「冷やしもずくそば」なんてメニューも。

もちろんサイドメニューには定番の「じゅーしー」があり。

「海ブドウ」や「もずく酢」、「じーまみ豆腐」などが揃っているのは沖縄そば専門店では珍しく、観光で来られた方には嬉しいはず。



注文すると、こうしたナンバーが渡されるので、呼び出しを待ちます。

ワクワク・・・



今回は、店の看板メニュー「タイラそば 肉肉三枚肉」900円をいただきました。

名前のとおり、豚肉の三枚肉、しかもかなり大ぶりなものを贅沢に乗せた沖縄そばです。

インパクトありますね。



スープは豚骨、鰹節の出汁が主体。

魚介系の風味も効いていて、出汁の美味しさがしっかり感じられます。

油分を残しているので厚みがあり、飲み応えのあるスーープ。
味つけはしっかり目で、輪郭のはっきりとした沖縄そばです。



ルックスのインパクトも抜群な三枚肉。

「脂身もあるので重たくなりそう」と思う方もいらっしゃると思いますが、きちんと工夫が。

『タイラ製麺所』では、三枚肉を一般的なものよりも薄めにスライスしていて、豚肉の美味しさがしっかり味わえながら、くどくなり過ぎる事はありません。

また、味つけは控えめにされていて、何枚でもいける感じ。

豚肉好きなら、是非「タイラそば 肉肉三枚肉」がお薦めです。

 


お店の売りでもある自家製の生麺。

細めの平打ち麺で、プリッとした食感が印象的でした。

生麺特有の強いコシがあり、沖縄そばでは細めの麺ですがすごく存在感のある美味しい麺。

ツルっとしていて、啜った感じも良い。



出汁の効いたスープに、自家製の生麺。
インパクトのある三枚肉で、満足感のある一杯でした。

なにより観光の激戦地「国際通り」で本格的な沖縄そばが食べられるのが嬉しい。



おそらく沖縄観光で初めて訪れる方は絶対に訪れるであろう「国際通り」は、沖縄の玄関口です。

できれば沖縄そばとのファーストコンタクトは、できるだけ美味しい沖縄そばであってほしい。

沖縄そば専門店が「国際通り」にある事で、より幸福な出会いを生むと思います。



那覇市沖縄そば一覧】

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