さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【沖縄そばグランプリ店舗⑦】金月そば(きんちちそば)

ども、さんぺいです。

いよいよ「第1回沖縄そばグランプリ」当日です!
沖縄の天気は曇り。
イベントに丁度良い天候になりそうです。

このシリーズでは、「沖縄そばグランプリ」をより楽しんでいただくため、全8店舗の特徴をさんぺい目線でご紹介したいと思います。

okinawasoba.hatenablog.com「沖縄そばグランプリ」は、6月29日(日)に西原さわふじマルシェで行われる沖縄そばのイベント。

誰もが知る沖縄そばの有名店が集い、素そばでグランプリを競います。

麺もスープもかなり個性が異なる店舗同士なので、食べ比べがきっと面白いはず。


「沖縄そばグランプリ」挑戦者8店舗目は、読谷村喜納にある『金月そば』。

中部屈指の人気店で行列が出来る事でも知られています。

本格派の沖縄そばからアレンジ系までメニューがあり、地元はもちろん本土の方にもファンの多いお店です。

名前は、「きんちち」と読みます。



ロゴや一つ一つの小物も可愛い店内。

一般的な沖縄そばのお店と違ってポップで明るい印象です。

席は、カウンター席と、テーブル席、小上がりの席があります。

家族連れも利用しやすいお店です。


<さんぺい注目ポイント>

①沖縄県産小麦粉【島麦かなさん】を用いた麺

注目ポイント、その1は、自家製の生麺。

意欲的な沖縄そばづくりを行っているお店で、自家製生麺には国産の小麦に加えて、一部沖縄産の小麦「かなさん」を使用。

沖縄県麦生産組合の活動に関わるなど、地産地消にも熱心に取り組んでいます。

中細ストレートの生麺で、風味がしっかり感じられます。

口当たりが絹のように滑らかで、しっとり。

思わず箸が止まらなくなります。

 

②8種の魚節を用いたスープ

注目ポイント2つ目は、8種類の魚節を用いたスープ。

通常、沖縄そばは鰹節で出汁を取ることが多いのですが、『金月そば』では8種の魚節で出汁を取っているんだそう。
なるほど酸味だけでなく、苦味や奥深い魚介系の出汁が効いているのが分かります。

スッキリしているんだけど薄いという訳ではなく、幾重にも旨味がギュッと詰まってる感じ。
厚みが凄くあります。

色んな出汁が感じられるので、飲む度に表情が変わる楽しみがあります。



③店舗で食べるなら・・・


店舗で食べるなら是非注目してほしい、豆腐。

『金月そば』では、沖縄そばでは珍しい厚揚げ豆腐が入ってるんです。

味が染みていて、魚介系のスープとの相性もばっちり。

豆腐じょーぐー(豆腐好き)にはたまりません。



④店舗で食べるなら・・・


マストなのがサイドメニューのジューシー。

こちらも優しい味付けで、具沢山。

ゴボウの美味しさが効いていました。

これはもう無限に食べられる美味しさです。



『金月そば』出店が決まったのは、8店舗の中の最後。

沖縄そば業界でも屈指の人気店ですが、『ちょーでーぐぁ』又吉さんの呼びかけに、『金月そば』金城さんは快く了解してくれました。

ライバルでもある両店ですが、沖縄そば業界を盛り上げたいとの思いは一致していました。


沖縄そば屋有志によって企画された「沖縄そばグランプリ」。

沖縄そば屋の本気の勝負にご期待ください。

グランプリを決めるのは、あなたの1票です。






<『金月そば』の記事>

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