月黒木（つきくるち）２　こってり軟骨ソーキそば

ども、さんぺいです。

「沖縄そばグランプリ」や本の出版などで忙しくしていたのですが、ようやく落ち着いて好きな沖縄そば巡りができる生活に戻っています。

ずっと気になっていたのがうるま市沖縄そばスタンプラリー。

なにやら６月から８月までの期間、スタンプラリーが行われているそうなんです。

参加店舗は、うるま市の１２店舗

おきなわすばやぁ太陽みどり町店
丸翔
新垣そば
あかの
前田そば
金匠
マルヨ製麺
具志川そば
大宝そば
波乗りソーキ
ニューロイヤル
月黒木

期間は、２０２５年６月１日から８月３１日まで。
全店にスタンプカードが置いてあるので、どの店舗からでもスタートできます。

各店舗を回り、このカードにスタンプを押してもらいます。

１２店舗全てを回ると、オリジナルTシャツがもらえるんだそう。

過去にも本部町や那覇市などで地域限定のスタンプラリーがありましたが、地元の活性化にもつながるので凄く良い企画ですよね。

なにより沖縄そば屋さん同士協力しあっている姿が素敵です。

うるま市沖縄そばスタンプラリー１店舗目は、栄野比にある『月黒木』を訪問しました。

個性的な名前ですが、「つきくるち」と読みます。
「くるち」は「くろき」の方言読みで、三線の原材料にもされる高級木材です。

豚骨出汁を効かせた沖縄そばが特徴的で、こってり系ならココとお薦めしたいお店の一つ。

沖縄自動車道からだと、「沖縄北IC」を下りて、そのまま国道３３１号線を北上。
「後原」から右折してすぐの場所にあります。

大きな通り沿いなのでアクセスは容易。

店舗前に駐車場があります。

さらに店舗左側を下りていくと第二駐車場が。

余裕を持って駐車できるので安心です。

店内は、オープンキッチンになっているのが特徴的。

カウンター席の目の前が大きな厨房になっていて、次々と沖縄そばが作られています。

このライブ感が良いんですよね。

カウンターには電源が用意されており、WiFiも使えるという珍しいサービスが。

席は、カウンター席のほかテーブル席、小上がりの席があり用途に応じて使い分けできます。

白を基調としたインテリアで、清潔感があり、家族での利用も安心です。

注文はタッチパネル式の食券制です。

メニューの構成はシンプル。
基本の軟骨ソーキそば、三枚肉そば、具なしの「そば」の３種類。

忘れないでほしいのが、「こってり」の追加。
無料で追加できるので、こってり派の方にお薦めです。

サイドメニューには、もちろんジューシーも。

ちなみに発券時点で注文が通っているので、券はスタッフに渡さなくても大丈夫です。

今回は、軟骨ソーキそば、「こってり」990円をいただきました。

薄っすらと白濁したスープにテンション上がります。

第一印象は、滑らかな豚骨スープ。

粘度もあって、濃厚な美味しさですが雑味が全然なくて自然に入っていきます。

クリーミーな味わいに思わずうっとり。

油の重厚さもあって、豚骨の中でもサラッとした沖縄そばとはまた違うタイプ。

豚骨感があって満足度十分です。

塩味もしっかりで、これは絶対ハマる味。

好みは分かれると思いますが、こってり好きには「こってり」追加を推奨したい。

スープとの相性が抜群なのがこの麺。

平打ちでやや薄めの中細麺で、手もみの縮れが入っているのが特徴です。

この麺がよくスープに絡みます。

食感が硬めなのも好みで、歯応えもしっかりしています。

軟骨ソーキの量が凄いのも『月黒木』ならでは。

ノーマルでも相当なボリュームです。

スープとのバランスを取ってなのか、軟骨ソーキそばの味付けは塩で控えめに。
なので、無理なく食べることができます。

ねっとりとした軟骨ソーキの食感が堪らない。

豚骨系の沖縄そばの中でも最大級のこってり度。

それでいてクドくなりすぎない加減も最高です。

パンチあるスープに麺、具のソーキとのバランスも良くて、中毒性のある沖縄そば。
ファンが多いのも良く分かります。

もし未訪問という方がいたら、うるま市沖縄そばスタンプラリーを機会に訪問してみてはいかがでしょうか。