名前のとおり、沖縄そばの食べ歩きをテーマにしたブログですが。
これまで、マイペースで沖縄そばを食べ続けてきて、もちろん未だ未だ訪問できていないお店がたくさんあります。
行きたいお店があれば、「宿題店」として、心にとめています。
そんな中で、もっと早く訪問すれば良かったと後悔するような思いをすることがあります。
いつか行きたいと思いながら、なかなか行けなかったようなお店。
『首里ほりかわ』も、そんなお店でした。
沖縄そばの有名店であり、首里城近くに立地し観光客も多く、行列が必至なことから、週末を中心に食べ歩きをしている自分としては、なかなか足が向かなかったのです。
この時期、チャンスかと思い、意を決して訪問しました。
場所は、首里城の近く。
首里城へは竜潭池の通りから、「池端」から首里城向けに入っていくのですが、通りを入って直ぐ、左側の小路を抜けた所に店はあります。
小路は車では入れず、首里城近辺という場所がら、店の駐車場はありませんので、近隣のコインパークへ駐車して訪問してください。
店からは、次のような案内がありますので、参考に。
店へ通じる小路は、本当に首里らしい、細い小さな路で。
こんな所にお店があるのかと少しドキドキしながら路を進むと、店が現れます。
首里の街に溶け込んだ素敵な落ち着いた外観。
沖縄そば屋と思えないような、お洒落なインテリアに驚きました。
店内の器や、紅型などの小物、沖縄を基調としながら、洗練された空間になっています。
テラス席もあり、カフェのよう。
メニューは、沖縄そばを中心にセットメニューが充実しています。
セットは、AからDなど複数あり、基本のそばに、じゅーしぃー、野菜てんぷら、小鉢、ジュースなどをプラスする形になっています。細かくオプションが選べるの嬉しいですね。
今回は、ソーキそばにじゅーしぃー、野菜てんぷらのセットをいただきました。
まず、印象的だったのは、美しい盛り付け。
「ルックスが良い沖縄そばは美味い」は、私の持論ですが、『首里ほりかわ』の沖縄そばは、見た目でまず美味しい。
ソーキや、じゅーしぃー、サラダなども、丁寧に作られているのが分かります。
沖縄そばは、一口飲んで、その円やかさに驚き。
豚骨と鰹の出汁を用いたスープで、バランスが良く、とても豊かな味わいがあります。
豚のしっかりとした出汁がありながら、雑味がなくてすっきりとしてる。
スープの美味しさにレンゲが止まりませんでした。
自家製の生麺は、中細の平打ち麺。
滑らかさが、印象的で、啜り心地が良く、コシもある麺でした。
別皿で提供されたソーキ。
しっかりと煮込まれた、上品な味付けの本ソーキです。
食べ応えがしっかりあり、これぞ本ソーキという出来です。
じゅーしぃーは、具沢山で、まーさん。
味付けは控えめで、沖縄そばとも良く合います。
繊細な盛り付けも、とても素敵。
野菜天ぷらも美味。
お塩でいただきます。
彩りも綺麗なサラダは、箸休めとしてもぴったり。
じーまみ豆腐が入っています。
まるでフルコースを食べたような満足感。
上質な沖縄そばでした。
まだお客さんが少ない時間帯だったため、ゆったりと店の雰囲気を満喫することもできました。
私のように、まだ『首里ほりかわ』に行ったことないよ、という地元の方がいると思います。
せっかくなので、この時期に訪問してみせはいかがでしょう。
こんな沖縄そば、地元にいながら食べに行かないのもったいない。