ども、さんぺいです。
少し前までは、沖縄そばの専門店が少ないイメージだった国際通り。
ここ、2、3年で一気に沖縄そば屋が増え、激戦区になっています。
今回は、那覇市の国際通りで、2025年4月1日オープンしたばかりの『花すばや』を訪問しました。
以前からアグー豚しゃぶと沖縄料理の店『安里家』として営業されていたお店で、夜はしゃぶしゃぶ、昼は沖縄そばが楽しめます。
めちゃくちゃ雰囲気のある店構え、テンション上がります。
場所は、国際通りのランドマークにもなっているオリオンホテル那覇店の近く。
沖縄の人にとっては「西武オリオン」の名称が馴染みがあるかも。
四川飯店とか懐かしいですね。
沖縄都市モノレール牧志駅からも近く、さいおんスクエアが目の前にありアクセスは便利です。
店舗の隣にコインパーキングもあります。
お店は2階にあるので、入口から入って階段を上がっていきます。
趣のある建物で、ドキドキしながらお店へ。
2階にまた入口があります。
夜はしゃぶしゃぶ屋さんとして営業されていることもあって、想像以上に広く、お洒落な店内。
レトロさを生かし洗練された空間で、歴史の重みも感じます。
柱などが凄いので是非注目してください。
席数があるのはもちろん、個室も充実しているのもポイントです。
沖縄そばとしては、ちょっと贅沢なつくりですね。
席は、カウンター席、掘りごたつのテーブル席、座敷などがあり、どの席もゆったりスペースが取られています。
ゆったりと食事を楽しむことができるはず。
『花すばや』のメニューです。
沖縄そば(三枚肉そば)、炙り本ソーキそば、炙りてびちそばを基本としていて、全部載せ的な「花そば」が看板メニュー。
ゆし豆腐そばもあります。
三枚肉や本ソーキを個別にトッピングすることも可能。
サイドメニューには定番のジューシーもあります。
今回は、炙り本ソーキそば、ジューシーセット1200円をいただきました。
沖縄そば好きの友人から、ここの沖縄そばはプレーンで食べるのがお薦め、と聞いていたので別皿でソーキが提供されるメニューを選択。
かまぼこにネギまで別皿で提供される徹底ぶり。
ここまで麺とスープにこだわるお店も珍しいです。
まず、透明なスープに目が行きます。
見た目通り凄くクリアな味わいで、ひと口飲んで雑味が全くないのに驚きました。
豚肉を使っていてかなりコクがあるのに、スープが濁らず、クセが出ないのは本当に凄いと思います。
相当丁寧に作られているのでは。
動物系の旨みと一緒に鰹節の風味もしっかり感じます。
スープを飲んだあと、鼻から抜けていく香りが堪りません。
豚と鰹、どちらも美味しさが感じられるバランスの良いスープ。
油感もあるので、満足感もある一方、味付けは塩で上品にされています。
旨みはっきりだけど、塩味の尖った所が全然ない、円やかなスープでした。
麺は特徴のある中太の生麺。
平打ち麺で、縮れがアクセントになっています。
もっちり感も感じられる麺でした。

ソーキはよく煮込まれていて、お箸で骨がほぐれるほどです。
これは豚のあばら骨が付いた「本ソーキ」。
軟骨ソーキとの違いは、上の記事をご覧ください。
ガッツリとした食べ応えが「本ソーキ」の魅力です。
『花すばや』の本ソーキは、味付けは塩中心で、沖縄そば同様にこちらも上品。
ボリュームもあって、食べ応えある本ソーキでした。
もちろん沖縄そばと合わせても美味しいです。
サイドメニューのジューシー。
出汁が凄く効いています。
味付けは濃すぎず出汁の美味しさで食べさせるタイプのジューシーでした。
空間も含めて、贅沢な沖縄そば。
この立地で、この価格で食べられるのはお得だと思います。
まだ穴場だと思うので、国際通り近辺を観光で訪れる方にもお薦めです。
【那覇市の沖縄そば一覧】
【10月17日「沖縄そばの日」イベントやります】

2025年10月17日、「沖縄そばの日」に沖縄そばを語りつくすトークショーを企画しました。
場所は、沖縄カルチャーの聖地「桜坂劇場」で19時15分から。
昼は沖縄そばを食べ、夜は沖縄そば談義で盛り上がりましょう。
桜坂劇場にて、電話予約受付中です。(桜坂劇場:098-860-9555)