ども、さんぺいです。
いやー暑い。
暑さに慣れているはずの沖縄県民ですが、今年の夏は特別な気がします。
梅雨明けが早く、あまり雨が降っていないせいもあると思いますが、連日猛暑日が続いています。
そんな時にありがたいのが冷たい沖縄そば。
沖縄そばが大好きで毎日沖縄そばを食べる自分でも、さすがに食欲が落ちる日があるわけで。
さっぱりと食べられる冷製のそばが嬉しいです。
この日も33度近くなりました。
強い日差しで、車内の温度はさらに上がります。
訪問したのは、浦添市にある『あがり家+』。
基本の軟骨ソーキそばが美味しいのはもちろん、多彩なアレンジ系沖縄そばが揃い、細かいところまで行き届いたサービスが人気のお店です。
『あがり家+』の推しポイントは、利用のしやすさ。
マックスバリュ伊祖店に併設されているので駐車場がめちゃくちゃ広く駐車の心配がありません。
営業時間も10時から22時で、年中無休、時間を選ばないのもありがたいです。
席数にも余裕があり、カウンターもあるので、急に「沖縄そばが食べたい!」となった時に重宝しています。
みんなに愛される『あがり家+』も今年7月で創業20周年。
イベントや、創業を記念してのサービスも用意されているよう。
おめでとうございます!
店舗は席数があり、小上がりの席、テーブル席、カウンター席が揃っています。
家族連れでも安心ですし、ひとりでも気兼ねなく利用ができます。
絵本が常備されているなど、子ども連れにも優しいお店です。
大型ショッピングセンターに併設されているので、一人での外食はちょっと緊張するという方も、入りやすいお店だと思います。
サービスが充実していて、ホスピタリティが高いのも特徴。
ホット・アイスコーヒー、ホット・アイスのさんぴん茶、アイスティーがサービス。
ほか、お漬物や黒糖などがサービスになっていて、ありがたい。
この時期、さんぴん茶が最高に美味しいです。
『あがり家+』のメニューです。
okinawasoba.hatenablog.comもし初めての来店で迷っているなら、名物の「とろソーキそば」がお薦め。
あっさりとしていてバランスの良いスープ、コシのある麺に、とろとろの軟骨ソーキ。
創作系が美味しいのも、基本の沖縄そばが美味しいからこそです。
アレンジ系の沖縄そばも充実しています。
いつ行っても新鮮な気分で食べられるのもポイント。
サイドメニューが充実しているので、ガッツリ派の皆さんにもお薦めです。
斬新な発想の「水ぎょうざそば」、いつも意表を突いたアイデアに感心します。
今回の目当てはこれ、「濃厚つけそば」1280円。
冷たい沖縄そばにも様々なタイプがありますが、『あがり家+』はいわゆるつけ麺スタイル。
麺をつけ汁と合わせていただきます。
麺は冷たく、つけ汁は温かい形です(麺は、温かいものも選べます)。
冷たく〆られた沖縄そば麺に、三枚肉、軟骨ソーキ、かまぼこ、水菜が載っています。
『あがり家+』は、手揉み麺が特徴で緩くウェーブがかかっているのが啜り心地のアクセントになっています。
そして何と言っても、コシの強さが印象的。
冷製なのでより強い食感で、歯応えがあり、風味もより感じられます。
つけ汁との絡みもバッチリでした。
つけ汁は、魚介系豚骨ベース。
サラッとしていて粘度はそれほどありませんが、凝縮された旨みがあります。
辛さが(大辛・中辛・小辛)から選べ、今回は「大辛」をチョイス。
舌がヒリヒリするぐらいしっかり辛く、食欲を爆上げしてくれます。
辛いだけじゃなくて、様々に感じる旨み。
辛味、甘味、酸味、塩味、うま味、みんな揃っています。
暑い夏でも止まらない美味さ。
つけ汁には、茹で玉子が入っており・・・
もちろん120点の美味しさなのです。
具材の軟骨ソーキは、とろとろの食感。
これを濃厚でパンチある辛さのつけ汁と合わせて食べると、また違った味わいに。
清涼感を与えてくれる水菜と、しっかり美味しいかまぼこ。
夏場の冷奴は、オアシス的な存在です。
そして、『あがり家+』の隠れた人気メニューである「肉ラー油ごはん」。
普段はジューシー派の私ですが、ここでは「肉ラー油ごはん」を頼んでしまう。
オリジナルのピリ辛手作り肉ラー油のお肉を、白飯にオンした一品です。
もちろんそのままで旨いのですが、今日は悪魔的なアレンジを・・・。
残ったつけ汁を、白飯にかけてしまう裏技。
つけ汁には、元々「手作り肉ラー油」を溶かし混んで作っているそうで、合わないわけがない。
鬼旨い、そんな言葉しか出てきません。
沖縄はもちろん、全国でも暑い日がまだまだ続きそうです。
皆さん、美味しいもの食べて、元気に夏を乗り切っていきましょう。
選択肢の一つに、冷製の沖縄そばを入れてもらえたら嬉しいです。
【冷やし沖縄そば一覧】
【さんぺい本が出ました】
7月にさんぺい初の著書『さんぺいの沖縄そばの歩きかた』が出ました。
沖縄そばの歴史から新しいトレンドまで考察した、1冊読めばまるっと沖縄そばが分かる本です。
是非、一読ください。