さんぺいの沖縄そば食べ歩き

沖縄生まれ、沖縄育ち。沖縄そばの食べ歩き日記です。

【沖縄そばの歩き方⑧】激辛沖縄そばの世界

ども、さんぺいです。

年中暖かいイメージのある沖縄ですが、12月を前にようやく寒くなってきました。
最近は、半袖生活を卒業し、パーカーなどを着て過ごしております。

寒くなるといっそう美味しくなるのが汁もの。

熱々の沖縄そばがさらに美味しくなる季節です。

ノーマルな沖縄そばももちろん大好きなのですが、最近注目しているのが辛い系の沖縄そば。
パンチがあって元気をチャージしてくれる唐辛子の辛さは冬にぴったりです。

今回は、辛い沖縄そばの中でも特にお薦めの店を紹介したいと思います。



1.沖縄食堂 にじや
【辛い度🔥】

okinawasoba.hatenablog.com那覇市曙で、2025年2月にオープンした『沖縄食堂 にじや』。

軟骨ソーキそばが500円と、リーズナブルな価格設定で、地域の人々のハートをがっちり掴んでいます。

軟骨ソーキそば、三枚肉そばなどに追加された新メニューが「赤辛味噌そば」。

塩や醤油をベースに味付けすることが多い沖縄そばでは、実は「味噌」味は珍しいんです。

『にじや』は、もともと豚骨ベースのスープなので味噌との相性は抜群。

ラー油と辛ダレ、唐辛子の辛さと味噌の旨みが際立っています。

単純に辛いだけでなく、味噌によって旨み、甘みも感じる複雑な美味しさです。

まさに、辛さと旨さ、パンチの洪水、旨さの相乗効果です。
食欲が爆上がりするスープで、引力がとにかく強い。

合わせるのは中細のストレート麺。

伸びやかで啜り心地が抜群。
重たくなり過ぎずに、サッと啜れます。

具のキャベツ、もやしのシャキシャキ感も嬉しい。
辛いスープ、麺と合わせて食べると最高です。



2.あがり家+
【辛い度🔥🔥🔥】

okinawasoba.hatenablog.comいきなり辛い度MAX3を挙げましたが、本気で辛い『あがり家+』。
ココイチだと、アベレージ9辛の私が言うから間違いありません。

今年、20周年を迎えた『#あがり家+』。

浦添市のマックスバリュ伊祖店に併設されており、駐車場の多さ、営業時間の長さ、なにより接客の良さで利用しやすいのが特徴です。


これが「赤ラー油そば」。

辛い物がちょっと苦手な方もご安心を。
辛さは、小辛、中辛、大辛、灼熱から選ぶことができます。

私は「大辛」をチョイス。

容赦ない地獄のようなスープ。

ゆっくり味わっていくと、攻撃的な辛さの中にもスープの旨みがしっかり。

辛味の他にも酸味や旨みなど、複雑な美味しさが感じられます。

辛い、だけどレンゲが止まらない。

何よりも『あがり家+』の沖縄そば麺が美味しい。

麺は、平打ち麺で、幅の異なる麺が混合されているのが特徴。
コシがあってほどよい硬さの麺はここでも存在感が光っています。

ベースの美味しさあってこそ、ラー油の激辛が活きてくるんですよね。



3.トリおじさん
【辛い度🔥】

okinawasoba.hatenablog.com次はちょっとライトに美味しい沖縄そばを。

宜野湾市普天間の繁華街にある『トリおじさん』。

夜は弟さんが焼き鳥屋を、昼はお兄さんが沖縄そば専門店を営む、ユニークなお店です。


こちらでは、人気の「とりもやしそば」をニンニク、ラー油トッピングするのがお薦めです。

どうですかこの盛り!

山盛りのもやしとネギ、手羽元、さらにニンニク、ラー油が載った破壊力抜群のトッピング。

力強い動物系スープと照喜名麺、もやし、ニンニク、ラー油が織りなすカオスな世界観に魅了されます。

豚、手羽ガラ、野菜、さらに昆布で出汁を取ったスープは、動物系のコクしっかりですが、くどさがなくマイルドな印象。

既存の沖縄そばにない刺激やパンチを持たせながら、ちゃんと沖縄そばしてる一杯。

ボリュームもあって満足感もばっちりです。



4.パーラースリーピース
【辛い度🔥🔥】

okinawasoba.hatenablog.com
沖縄の離島にももちろん辛い沖縄そばがあります。

久米島に行ったら是非食べてほしいのが、イーフビーチ近く『パーラースリーピース』のピリ辛味噌そば。

パーラーの名のとおり、屋外で屋根のあるテラスのようなつくりの店ですが、本格的な沖縄そばがいただけます。


久米島は味噌の名産地、「味噌クッキー」などが有名ですが、味噌をベースにした沖縄そばも多いんです。

中でも『スリーピース』の「ピリ辛味噌そば」は、沖縄そばに味噌を合わせ、辛さをプラスした逸品。

ラー油系のピリッとした辛さが舌を刺し、パンチの強さを感じます。
思わずレンゲが止まらなくなる美味しさ。

味噌のコクはありますが、濃厚というよりもサラッとした後味でしつこさはなし。

久米島特産のもやしと、挽肉の具材との相性も抜群で、ボリュームも最高。

麺も久米島産の麺を用いており、中細の平打ち麺で、硬さがしっかりある麺。
ややウェーブがかかっていて、スープとの絡みも良い感じです。

島の恵みを辛さでブーストしたような一杯。



5.鶏そば屋いしぐふー
【辛い度🔥🔥】

okinawasoba.hatenablog.com名店『いしぐふー』にも激辛メニューがあるのを知ってましたか?

浦添市港川『鶏そば屋いしぐふー』では「特選赤辛そば」が食べられるんです。

『いしぐふー』の中でも鶏にこだわったユニークなお店。
「外人住宅」を用いたお洒落な雰囲気で、観光のお客さんにも人気です。

まるで地獄の1丁目のようなこのルックス。

目が覚めるような、真っ赤な沖縄そば。

「特選赤辛そば」は、鶏スープの旨みを生かしながら、唐辛子をプラスし、鮮烈な辛さ。

一方で、甘みも感じるような円やかさもあって複雑な味わいになっています。

辛い、だけどレンゲが止まらない、絶妙なスープ。

鮮烈な辛さのスープに合わせるのは、『いしぐふー』の特徴でもある自家製麺。


中細の平打ち麺で、しっかりとした歯ごたえと、滑らかな啜り心地の麺です。
スープのインパクトにも負けない美味しい麺。

満足度の高い一杯です。



6.ちょーでーぐぁ
【辛い度】🔥

okinawasoba.hatenablog.com
2025年に行われた「第1回沖縄そばグランプリ」で見事グランプリを獲得した西原町の『ちょーでーぐぁ』。

自家製生麺が有名で、太麺と細麺が選べるのはもちろん、月桃、アーサ、フーチバーなど沖縄の特産物を練り込んだ麺が複数あります。

『ちょーでーぐぁ』は、オーソドックな沖縄そばのイメージがありますが、実は辛い沖縄そばも提供してるんです。

季節限定の「青唐辛子すば」は、一見澄んだノーマルスープですが、青唐辛子が、清涼感と、刺激をプラスしてくれる一品。

ルックスはシンプルで、三枚肉の豚肉、白髪ネギに、青唐辛子がパラリと載り、辛さの調整用に青唐辛子が別皿で付いていて、好みで足していきます。

 

赤唐辛子のような激烈な感じだけでなく、清涼感ある風味が特徴です。

激辛という感じではなく、後からくる辛さで、スープを引き締めてくれる。

店の良さである、繊細な出汁の美味しさも100%感じられるのが良いですね。

麺はもちろん、自家製の生麺。

強いコシがあり、歯ごたえがしっかりあります。

ゆるくウェーブがかかってストレートに近い麺は啜り心地もばっちり。




7.壱蘭
【辛い度🔥🔥🔥】

okinawasoba.hatenablog.com私的に最強の激辛沖縄そばは、糸満市西崎の『壱蘭(いちらん)』。

自家製麺と豊富なメニューで、地元糸満では不動の人気店。

ちなみに店名は、店主のお子さんの名前が由来なんだとか。

「灼熱ティーダそば」は、辛い物好きの私でも本気で辛かった一杯。

最初に辛さが来ますが、後から痺れ、酸味、旨みを感じ、また食べたくなる不思議な引きがあります。

唐辛子の辛さだけではなく、十種類の香辛料から作る辛味噌に、このメニューのためだけに作った豚骨出汁を合わせています。

容赦なく辛いですが、間違いない美味しさ。

創業当時からこだわっている自家製麺。

2日寝かすことで生まれるという強靭なコシ。

中太の縮れ麺はプリっとした歯ごたえ、辛いスープに合わせても負けないインパクトがあります。

お薦めなのが、後半、ライス、チーズと合わせてリゾット風に食べるやり方。

辛さにチーズの風味がプラスされ、旨さ倍増します。
これは堪らない。

『壱蘭』の「灼熱ティーダそば」、沖縄そば好きだけでなく、辛い物好きに是非食べてほしい傑作です。



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辛い物好きな方は、是非、カレーそばの世界も覗いてみてください。



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