当ブログの読者ならご存知だと思いますが、沖縄県民は沖縄そばが大好き。
もう繰り返し書いていますが、沖縄そばの専門店がたくさんあるだけでなく、家庭でも作りますし、給食でも出てくる、町中の弁当屋さんにも置いてある、そんな身近な存在です。
いつでも、どこでも沖縄そばを食べたい、という沖縄県民の願望をよく表している事例が、このファミリーマートの沖縄そばの存在じゃないでしょうか。
沖縄では、沖縄そばが好きすぎるあまり、弁当屋さんが弁当のオプションとして沖縄そばを販売するところが増えていきました。
多くが手軽に食べられるよう100円で販売したことから「百円そば」と呼ばれ、単なる弁当の汁物という存在を超えて、人気が出ていきます。
スープや麺の質、または具材やボリュームなど、「百円」とはとても思えないような、ハイレベルな沖縄そばが各弁当さんで、今も提供されています。
以下に簡単にまとめていますので、読んでみてください。
「百円そば」は、手軽でリーズナブル、そして早いことから、出勤前に弁当屋で軽く「百円そば」を食べていくスタイルも広まりました。
そんな朝に食べる「百円そば」をヒントに作られたと思われるのが、沖縄ファミリーマートの「朝すば」という商品。
この「朝すば」は沖縄限定の商品になっています。
「すば」は、沖縄の方言で「そば」の意味なので、朝用の沖縄そばといった感じでしょうか。
この「朝すば」、沖縄県ではロングセラーで、コンビニに並んでいる姿はもはや日常となっています。
朝に限らず、ちょっと食べたい時や、お弁当と組み合わせて汁物を食べたい時に、めちゃくちゃ重宝します。
私も朝に食べることが多いかも。
その特徴は、安くて、早くて、手軽に食べることができるサイズ感です。
価格は、税抜き119円。
食べ方は、いたってシンプル、お湯をかけるだけなんです。
蓋を開けると、こんな感じで沖縄そばの麺が入っています。
お湯を注ぎます。
底に沖縄そばのスープの素が入っているので、よく混ぜます。
ここで、よくかき混ぜるのが美味しく食べるコツですよ。
スープの色と、表面の油分が分かるでしょうか。
しっかりとかき交ぜられて、お湯とスープの素が一体となった証です。
これで完成、簡単ですね。
なんと、カップラーメンよりも早くできるんです。
沖縄そばは、基本「茹で麺」を使用しているので、生麺や乾麺のように湯掻く時間が短く、お湯をかけてあげれば直ぐに食べることが可能です。
朝の忙しい時間帯、これは助かります。
ちなみに、沖縄そば上級者の私は、ここで「朝すば」に自家製の「コーレーグースー」を投入します。
沖縄そばに数滴垂らすだけで、風味が増し、一気に味が引き締まるので、自宅で沖縄そばを食べる際にお薦めです。
簡単に自作できるので、沖縄そば好きは常備しておくと便利ですよ。
okinawasoba.hatenablog.com
ファミリーマートの「朝すば」は、豚と鰹をベースとしたスープでしっかりとした飲み応えがあり、滑らかな麺も美味しかった。
もう何度も食べていますが、このクオリティのそばが、気軽にコンビニで買えるなんて良い時代になりました。
ガッツリじゃなくて、何かと一緒に沖縄そばを食べたい時、とても重宝しています。
今回、「朝すば」と一緒に朝食でいただいたのが通称「おにコロ」。
沖縄そば最強のパートナーと言える、じゅーしーが入ったミニ弁当です。
じゅーしーは、いわゆる炊き込みご飯で、椎茸、豚肉、ニンジン、ひじきなどが入ったじゅーしーは沖縄そばと並ぶ、沖縄県民の好物。
沖縄そば専門店には必ずじゅーしーが置いてありますよね。
「おにコロ」は、おにぎりとコロッケが入ったミニ弁当で、沖縄のコンビニで広く販売されています。
沖縄にコンビニができた当時から販売されており、沖縄ではロングセラーの人気商品。
もはや県民の日常生活に溶け込んだ、定番商品になっています。
その特徴は、県民の大好きなじゅーしーのおにぎりである点と、200円以下で食べられる手頃さ。
私も随分と(そして今も)お世話になっています。
この「おにコロ」と、汁物でお腹がいっぱいになるので、学生時代には、もう本当に良く食べていました。
お店でもらった、ソースをコロッケにかけて。
じゅーしーと、沖縄そばのスープの相性の素晴らしさは、もう説明不要でしょう。
まーさん。美味しくいただきました。
沖縄へ観光へきたら、沖縄そば専門店はもちろん行っていただきたいのですが。
沖縄県民の日常食を体験してみるのも楽しいかも。
ファミリーマートの「朝すば」も「おにコロ」も、どこにでも置いてある商品なので、朝食や、ホテルに帰っての夜食にお薦めです。
また一味違った沖縄体験ができるかもしれません。